予選会の審査員をつとめてくださった香港モデラー梁さん
ガンプラコンテストでは一緒に審査をすることも一度ならず・・・ということで
今回のBAKAC本選に先立ち謎の覆面モデラー"Masked BAKAC"氏、BHK(バンダイ香港)の岩田くんと密談を交わす
川:「岩田くんさぁ、本選の時にちょっとネタ仕込まない?」
岩:「いいですけど・・・何です?」
B:「・・・・・・」
川:「予選の審査って梁さんがやってくれるんだよね?」
岩:「えぇ、去年MCもやってくれたジョーイ・リョーンさんは最近本業の芸能活動が忙しくて来れないんですけど
梁さんにはお願いしてますよ」
B:「・・・・・・」
川:「それじゃ、さぁ、いつも審査でお世話になってる梁さんに予選会の表彰が終わった後にね
前振り無しで感謝状を贈る、みたいなサプライズ入れない?」
岩:「あ、いいですね、それじゃぁ川口さんは本選に合わせて予選会の表彰の日に香港入りすることにして
表彰式の最後に突然登壇してもらって感謝状を贈る・・・っていうことにしときましょうか」
B:「いいですね、それ・・・」
川・岩:「オメェ!国籍不明の謎の覆面モデラーだから喋っちゃダメだろう!!」
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などという子供っぽい会話を交わしつつ、"Masked BAKAC"をどつきつつ
梁さんへの感謝状贈呈というメニューが予選会表彰式に加えられた
予選審査はアジアゲームショーの会場で行われていたが、表彰式はエキスポ会場で行われた
表彰式の会場で迂闊も梁さんに見つかってしまったが何食わぬ顔をして場内を見学している風を装う
表彰状の授与が行われる様子を袖で見ながらタイミングを計る
広東語がわからないカワグチ的には通訳のルイス君の合図だけが頼み
MCを務めるダニエル社のテレンスがどう紹介したのかはわからないがルイス君の合図で一緒にステージに上がる
感謝状を渡された梁さん、ちょっと照れくさそうな表情ながらも喜んでいただけたようだ
香港予選大会終了後、本選に臨む各国の優秀作品のディスプレイがおこなわれたのだが・・・
厳重梱包が仇になってか、多くの作品が空輸の際に破損していた
単品モノは比較的軽度の損傷で済んだものが多かったが、ディオラマのようなベース付きのものはことごとく大破
基本的には製作者が修復に臨むのが理想ではあるが、製作者諸氏は未だ会場入りしていない
よい子の模型教室を想定してエアブラシ以外の工作道具は一通り持参していたので
とりあえずスタッフが開梱していく際に部品の紛失がないよう指示しながら応急処置に臨む
各国の予選会時に撮影された写真を見ながら可能な限りレストアしていく
不謹慎ではあるが"救命病棟24時"の新藤先生気分で軽度の破損は指示出しだけして腕に覚えのあるスタッフに任せ
大破しているものはカワグチが直接執刀する
スチレンボードで構成されているディオラマは両面テープで貼り合せ持参している虫ピンで固定していく
接着面の小さなキャットウォークはマスキングテープでパーツを吊りながら位置決めし瞬着をたらしていく
そうこうしているうちに製作者が会場入りし、そこここで修復作業が始められた
模型教室2回分くらいの集中力を消費した後、製作者諸氏に作業を引き継いだカワグチは後を任せ一服しに会場の外に出る
脳内BGMはもちろんドリカムだったりするw
3台のガラスケースはそれぞれ3分割され参加9エリアの作品が収められている
本選の審査はカワグチと"Masked BAKAC"の中の人、静岡工場開発の若手西沢くんの3人で行う
それぞれに良いと思われるトップ3を選出し協議により最終的な順位を確定する
さすがに各エリアの予選を勝ち抜いてきた作品ばかりで審査員各員も簡単には決めきれないというのが正直なところ
どんな作品が寄せられたのかは・・・別窓で御覧頂きたい
さて、いよいよ表彰式
MCは毎度お馴染みのダニエル社のテレンスが務めるのだが
今回テレンスと共にMCに立ってもらったおねいさんがなかなかよろしい
アップの画像は後ほどお楽しみいただくということで・・・
表彰授与式に先立ち関係各氏からのご挨拶
まず最初に登壇したのはホビー事業部のエライ人、BAKAC開催にあたってのご挨拶を賜る
そして昨年度BAKACチャンピオン氏が紹介されご挨拶
続いて審査員の紹介ということでカワグチと西沢くんがステージに上がりご挨拶
まぁ、こういう流れは表彰式のお約束ということで作品出品者諸氏にはもう少し我慢を頂く
カワグチと西沢くんの紹介と挨拶が終わると、もう一人の審査員が紹介される
謎の覆面モデラーは袖からではなく9面マルチの上から登場した
偉そうに登場したのはいいのだが、ステージに降り立つ時に手をついて躊躇しているような溜めは如何なものか?
それでもこういうネタキャラは認知の有無を問わずイベントでは盛り上がる
来場者からの反応に気を良くしている風な横顔を見せながら偉そうに腕を組み無言で9面マルチを指差すと
モニターにはサーフィンを楽しむマスクマンの姿が映し出された
"Masked BAKAC"の休日というような内容のPV(?)なのだが・・・ガンプラと全然関係ないし、コレ
昨年のBAKACにもゲストで来てくれたケニー・クヮンさん
香港で大人気のアイドルさんなのだが、一応マスクマンの友人という設定で登壇していただく
傍目から見ても大変怪しいマスクマンがケニーさんにハグすると
会場に来ていた大勢のケニーさんのおっかけさん達の間から悲鳴のような声が上がる
ケニーさんはガンダム大好きアイドルさんということで連合軍の制服を着込むのも満更ではなかったらしい
ガンダムWからはまったそうなのだが、それ以降も引き続きガンダムファンを継続中との事
昨年に続きゲストで来てくれたということでマスクマンから記念品が贈られる
右画像で手渡されているのが件の赤ガンダム
しかし、トップアイドルさんに限定版MG"ガンダム ver.オイラ"、何となく申し訳ない気がする
とりあえずマスクマンのハグから逃れたケニーさん、MCのおねいさんから振られてご挨拶
広東語を解せない俺的にはどんな話をしていたのかやっぱり判らないんだよなぁ・・・
周りを見渡すがこういう時にルイスくんの姿が見えない
うぅ〜ん、言葉の壁ってのはやっぱりもどかしいものではある
ケニーさんのご挨拶が終わるといよいよ表彰となる
ジュニア、オープン各部門のトップ3がそれぞれ表彰され、それとは別に審査員賞が発表される
【 ジュニア部門・入賞作品 】
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【 1位:中 国 】 |
【 2位:フィリピン 】 |
【 3位:マレーシア 】 |
1位の作品は中国の女の子によるものだったが、とにかく丁寧な作りで非常に完成度が高い
2位の作品はやや工作面での甘さはあったが流用パーツのアレンジが上手い
3位の作品はMS本体も十分な出来だったが、ベースの作りこみがしっかりしていた
【 オープン部門・入賞作品 】
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【 1位:マレーシア 】 |
【 2位:台 湾 】 |
【 3位:シンガポール 】 |
1位の作品は全体の構成も上手くMS個々の作りこみもしっかりしている
2位の作品はフォルムのアレンジには好みが分かれるところだが適切なディティールにより精密感が感じられる
3位の作品は1/144でデストロイガンダムを作り上げただけでも大変なものだがフォルムもしっかり出来ている
各賞の授与には審査員各員がステージ上で執り行うのだがジュニア、オープンの優勝者への副賞の授与はケニーさんにお願いした
まぁ、西沢は別として、オサーンや謎のマスクマンから授与されるよりは、ケニーさんから授与された方が誰もが嬉しかろう
実際ジュニア部門優勝の女の子は謎の覆面モデラーのことを真剣に怖がってたし・・・
そして表彰を終えたケニーさんはステージを降り普段着に戻る
ホビー事業部の一番エライ人との記念写真にも気軽に応じてくださった
授与式が終わると入賞者、審査員、ガンダムガールズのおねいさん勢揃いでの記念写真撮影
東南アジア9エリアから集いし勇者達の頂点を極めたつわものたちの姿がここにある
BAKACは来年も行われる予定になっている
第4回目のBAKAC最終決戦大会のステージにはどんなモデラーさんが立つことになるのだろうか
今回は表彰式終了後に各国の参加者が展示されている作品の周りで歓談する時間が設けられた
自分の作品を前にアドバイスを求める人
ガンプラ談義に花を咲かせる人
記念写真を撮り合う人
もちろん言葉の壁はあるが通訳も入り和やかなコミュニケーションの時間を皆楽しんでいたようだった
各国の参加者が歓談する周りをギャラリーが取り巻く
各賞が発表された後ということで入賞作品の前は人だかり状態となる
今度は俺が!と心に誓う人もあっただろう
記念写真を撮り合うのはどこの国も同じではある
カワグチも西沢くんも日本語以外は不自由ということでここでも通訳のルイスくんは大活躍
国籍不明の謎のマスクマンと並んで写っているおねいさんはBHKのおねいさん
今回はガンダムエキスポ運営の実務レベルで頑張ってくれました
模型教室開始前にステージの袖で準備をしている時に「サインちょ!」という方が数名いたのでその場で対応
カードやカードのフォルダにということだったのだが、あんまり小さいものには書き難いんだ、これが
そしてステージの準備が整ったところで出の合図がありステージに向かう
ステージ上から挨拶を終えた後にステージ下に用意されている作業テーブルへ降りる
イベント運営側からするとギャラリーに埋もれるような形になる、ということであまり良い顔をしてもらえないのだが
ステージ上にテーブルを載せると作業のほとんどがモニターを通じてでしか見れないため
なるべく来場者の目線よりも下で作業できるようにお願いしたレイアウトだったりする
それでも細かい作業はナマで見ていても判りにくいし、手元が隠れて何をやっているのか判らないこともある
テーブルの傍でビデオカメラを持つスタッフは手元作業をステージ上のモニターに映し出すためのカメラ班で
寄りで撮ってもらうとかなり細かい作業もモニターを通して見てもらうことができる
上画像はハメコミ画像ではないということを蛇足ながら付け加えておこう
表彰式・模型教室が終わり夕方より各国からの参加者・販売代理店とバンダイ関係者出席のパーティーが行われた
元上司で現在香港に駐在されているエライ人の挨拶の後、各国の販売代理店が紹介されBHK社長から感謝の記念品が贈られた
関係者のスピーチやゲームを挟み、時間は過ぎていく
ホテルの宴会場で行われた"Welcome Party"は和やかな雰囲気で包まれていた
それぞれの国の文化や宗教の違いはあっただろうが、それぞれに食事を楽しみながら歓談ははずむ
宴席も佳境に入り、謎の覆面モデラー"Masked BAKAC"が現れた
女性の姿を見るとさりげなく握手なんかを求めている
表彰式の時に怖がっていた中国の女の子は遠くから目が合わないように見守る
ひとしきりマスクマンがテーブルを回った後に今度はサンタクロースが現れた
これは会場であるホテル側のはからいとのことで、袋からおもちゃを取り出し子供客に与えていく
数日遅れのクリスマス
なかなか粋なはからいではある
数時間のパーティーが終了し各国の参加者はそれぞれに宿泊しているホテルに帰っていった
BAKAC 2005はこうして終了
2006年もBAKACは開催されることになっている
締めの挨拶でBHK社長氏は「来年は是非日本も参加し、さらに拡大したBAKACになるよう期待する」とおっしゃった
具体的な実施要綱は決まっていないが、少なくとも今回の9エリアに日本を加えた10エリアでの開催にことになると思う
イベントにおねいさんはつきもの
ということで、今回掲載するおねいさんずは左が既出のMCのおねいさん
右の3人のおねいさんが"GUNDAM IMAGE GIRLS"さんである
ガンダムガールズのおねいさん勢揃い・・・なのだが
実は今回のガンダムエキスポで来場者のカメラに向き合ってくださったおねいさんは3人だけではなかった
連日終日というのは確かに無理があり、選手の交代も必要なのだから当たり前と言えば当たり前
前日会場に行った時には確かに別のおねいさんたちがいたのだが
その時には特に意識せず「明日撮ればいいやぁ」といった軽い気持ちで写真は撮らなかった
思わずBTW(バンダイ台湾)の大之木くんの名言が頭をよぎる
「買わずに後悔するくらいなら、買って反省した方が良い」
SWグッズコレクターであった大之木くんの言葉だが、無駄になってもいいから前日も写真とっておくべきだったよなぁ・・・
表彰式のメニューの中にはガンダムガールズがファッションショーよろしくステージに上がるというものがあった
今回のガンダムガールズの写真はその時撮ったものだが
表彰式中、我々はステージ前に並べられた椅子に座っていたので
最前列からおねいさんを撮影することができるという幸運に恵まれた
MCのおねいさんは別格として、カワグチ的にはルナマリアタソが割りとお好みだったりする
おねいさんずは時々衣装を変えながら来場者に接するのだが
先ほどのルナマリアタソ、衣装が変わるとずいぶん雰囲気が変わる
バンダイスタッフとおねいさんずの記念写真
バンダイスタッフの中では左端のBHK岩田くんがおねいさんずの一番人気だった
上の記念写真を撮った後、マスクマンの中の人に頼み、おねいさんずと記念写真
まぁ、これは役得ということで・・・