47th SHIZUOKA HOBBY SHOW 2008
第47回静岡ホビーショー2008
陸上自衛隊車両展示
【 1/2tトラック 】 / 【 特大型運搬車 】 / 【 89式装甲戦闘車 】
【 1/2tトラック 】
-SPEC-
全 長
4.140m
全 幅
1.765m
全 高
1.970m
車両重量
1,970kg
積載量
440kg(6人)
最高速度
135km/h
出 力
91.9kw
製 作
三菱自動車工業
<防衛省・陸上自衛隊公式サイトより>
トラックというよりも大型軍用自動車といった感じの車両ではあるが
様々なシーンで運用される車両であるらしい
今回は89式装甲戦闘車を積載した特大型運搬車の誘導車として使用されたようで
フロントガードに「トレーラー誘導中」というプレートが付けられていた
展示というとやはり大型車両や派手目な車両に目が行ってしまうが
模型製作の参考ということでは細かく見ていくと案外小型車両なんかも参考になる
省略されがちな配線なんかも実車の場合は当然ある訳で
判っていて省略するのと知らずにスルーするのではやはり出来上がったモノの存在感に違いが出てくる・・・こともある
【 特大型運搬車 】
-SPEC-
全 長
16.99m(牽引車:7.335m/トレーラー:11.545m)
全 幅
3.49m
全 高
3.15m
車両重量
21.16t(牽引車:10.78t/トレーラー:10.38t)
最大積載量
50t
最高速度
60km/h
最高出力
535ps
製 作
牽引車:三菱自動車工業/トレーラー:東急車両
<防衛省・陸上自衛隊公式サイトより>
今回の車両展示では履帯装備の89式装甲戦闘車が初めて乗り入れるということで
さすがに一般道を履帯を軋ませながら会場にやって来る訳にもいかず
特大型運搬車に載せられ搬入されたらしい
一般公開日初日に会場入りした時には89式装甲戦闘車は既にトレーラーから降ろされていたので
搬入は早朝か前日夜に行われたのではなかろうか
会期中は微動だにせず、ずっと停車中であったが戦闘車両を運搬するだけに
名前負けすることなく、とにかくデカイ
こいつが不整地で運用されることが無いよう、ついつい祈ってしまうよ
搭載車両の乗車、降車は自力で行うのだろうが
トレーラーの荷台と地表をスロープで繋ぐための傾斜台が載せられている
3本一組になっている金属製の箱のようなものがそれで
荷台中央の2本の角材のそれぞれ外側に3本づつ計6本が載せられていて
搭載車両の昇降時に人力でセットされる
牽引車側にあった排気管も模型の国の住人的には気になる所で
煤で真っ黒になった排気管内側と熱により荒れた表面の質感がかなり対照的だったりする
真横から全景を収めることは出来なかったが、さすがに軍用大型トレーラーは何も載せていなくても存在感がある
【 89式装甲戦闘車 89FV 〜ライトタイガー〜 】
-SPEC-
乗 員
10人
全備重量
約26.5t
全 長
6.8m
全 幅
3.2m
全 高
2.5m
最高速度
約70km/h
行動距離
約400km
エンジン
三菱6SY31WA型
水冷4サイクル直列6気筒ディーゼル機関
武 装
35mm機関砲×1
74式車載7.62mm機関銃×1
79式対舟艇対戦車誘導弾発射装置×2
開 発
防衛庁技術研究本部
製 作
日本製鋼所(35mm機関砲)
三菱重工業(砲塔・車体)
川崎重工(誘導弾発射装置)
<防衛省・陸上自衛隊公式サイトより>
陸上自衛隊にとって今までにないまったく新しいタイプの装備品
車内から小銃で戦闘できるように、乗員室に銃眼孔7ヶ所が設けられている
乗員10人のうち、車長、操縦手、砲手が一人づつのほか、7人の戦闘員が搭乗出来る
これまでの戦車、装甲車と異なるフロントエンジンの採用で、車内は73式装甲車よりも広い
暗視装置を装備しているので夜間戦闘力に優れ、車体は生存性の高い防弾鋼板を使用している
普通科部隊に装備し、戦車と一体となった行動を行なうために使用される
搭載され35mm砲と誘導弾発射装置により、戦車の行動を支援でき
また、戦闘員は銃眼孔から小銃射撃を行いつつ、敵弾下で行動できる
装軌式でかつ優れた走行性能を保有している
(防衛省・陸上自衛隊公式サイトより)
小振りとはいえ35mm機関砲を装備した砲塔は歩兵戦車としての貫禄十分
砲塔両側に誘導弾発射装置を備え、スモークディスチャージャーを装備した姿は装輪車両とは一線を画する
砲塔に描かれた騎士のマークは富士教導団 普通科教導連隊 第5中隊のエンブレム(だったと思う)
車体両側面に3箇所づつ、車体後部には1箇所ボールマウントが設けられている
来場者の多くは「この丸って何?」という疑問を抱いていたようだが
何かを知った上で見ると結構生々しい感じではある
履帯の内外にはラバーが取り付けられているが、金属部分の汚れを見ると模型的表現を行う際に参考になる
OVMの留め具の所にグリーンの結束バンドが結ばれている
サイドスカートのところにもあったのだが、これは何のためなんだろう???
車体を構成する面のつなぎ目の溶接はあまりくどい感じではないが貼り合わせの感じは案外ぞんざいな印象を受ける
後付けのフック類も基部は積層プラ板のような感じで妙に親近感を覚える
最終日の閉会後、展示位置からトレーラーが待機するところまで走ったらしいのだが
ブース撤収作業中だったので残念ながらその現場を見ることは出来なかった・・・
けれど、タイル貼りの表面に超信地旋回で方向を変えた跡はくっきり残っていた
搬出は夜間に行うということでトレーラーの横で待機
来場者も少なくなった時間、柵は設けられていたものの写真撮り放題状態ではあった
展示されていた時は大きく感じたが天井のある場所で見ると案外小さく感じる
それでも警備するおねいさんと比較すると結構デカイんですけどね
20:00に運搬車に載せ、21:00に出発という予定になっていたようで
陸自の中の人たちは搬出準備に取りかかっている
運搬車が先行して89式の真っ直ぐ前方に移動し、
運搬車の位置が決まった所でトレーラー上に積載していた斜台を降ろし積載準備を行う
移動を始めた89式は真っ直ぐトレーラーの後方から斜台を登りトレーラー上に上がる
トレーラーの幅と89式の履帯幅はほぼギリで
不整地で積載しようとしたら落っこちるんではないか??? と、不安になってしまう
市街地を搬送するためだろう、積載位置は時間をかけて慎重に行われていた
ちなみにこの時動画メインで押さえていたので画像が少なく(´・ω・`)<モウシワケナス
今度軽めに編集して改めでUPしたいと思います
SEO
掲示板
[PR]
爆速!無料ブログ
無料ホームページ開設
無料ライブ放送