メッセのハナレ9,10,11ホール
プララジショーはその内の第9ホールを使い開催される
海浜幕張方面からハナレに至る通路には人影も薄く、エントランスには来場者の姿が全く見えない
これは単純に開場前の早い時間の撮影ということで、くれぐれも誤解なきよう・・・
冒頭でも記したが業者日2日目の場内はかなり人も少ない
弊社ブースもこんな感じなので、ゆっくり見るならやっぱり2日目でしょう
一般公開日になると場内の空気は一転する
写真では捉えきれていないが限定品販売やディスカウントを行う出展社も少なくないので
開場と同時に階段を駆け下り目当てのブースに駆け込む・・・という来場者の姿は一般公開日ならではの光景
近年国際見本市や自社イベント等で新製品発表を行い
国内ホビーショーでは製品紹介程度の内容になってきている業界の雄
今年はまた一段と・・・
1/35MMの新製品はイタリア製のドイツ装甲車AB43
っていうか、これってイタレリの商品ぢゃん
一部新型を起こしてセットって言われてもなぁ・・・
そして純度100%のイタレリ装甲車サハリアーノ
え"ぇ〜?!
タミヤさんの35の新製品ってこれだけぇ〜?
1/48MMの新製品は三突G初期型
以前ザウコプ付きの後期型は出ていたが、今回は角型防盾装備の初期型
商品には75mm戦車砲と105mm榴弾砲のどちらかを選んで組み上げるというものらしい
既売のヘンシェルタイプのケーニヒスティーガーに続きポルシェタイプも登場
ヨンパチの再販が延び延びになっているひとつの原因が
ポルシェタイプはツィメリートコーティングがデフォなんだから後加工で金型にコーティングパターンを刻んで欲しい
などというオイラの我侭だったりするのだが、結局タミヤさんから出ちゃいましたよ・・・orz
いくらデフォだからって他社さんからエッチングなりコーティングシートなりが出てくれればそれでいいじゃん
という声も無い訳ではないのだが、それで結局ヨンパチティーガーを作るのに二千円も三千円もかけるんだったら
1/35で作りこんだ方が楽しいじゃん・・・という俺的気分はある
なかなかに悩ましいところではあるなぁ・・・
そして虎に抗する連合軍は(実際に抗するのは虎壱かヘンシェル王虎なんですけどね)・・・パーシングであります
1/35、1/16そして1/48と怒涛のスケール制覇状態
ここまでくると、そんなにパーシング好きですか?
と、疑問ばかりが先にたってしまうのだが、それはそれ、メーカーさんにも色々な思惑があるのでしょう
業者日に流通各社さんのブースが並び商談が繰り広げられたスペースは一般公開日にはイベントスペースになる
それはまぁ、ホビーショー的にはいつもの光景ということになるのだが
今年もミニ四駆のレーンを囲み、参加しているのは大きなお友達ばかり
ちいさなお友達がフリーコースに押し込められている姿は・・・なんか違うんじゃないか、という気がしてならない
タミヤさんのサイトに行くとミニ四駆のページでおねいさんがミニ四駆日記を書いている
一般公開日ではその桜庭おねいさんもレースに参加していたらしいが
イベントの進行でステージに立ったりと大忙しだった様子
サイトの写真で見るよりも実物さんの方がかわいい感じではある
"日本に昂ぶる"
というテーマが大きく打ち出されたハセガワブース
新製品を含めた商品展示、ブース全体のビジュアルイメージを見ると必ずしも"日本に昂ぶる"にはなっていないのだが
宗谷、零戦といった旗艦アイテムを対象とする言葉と受け取っておこう
でも、ブースコンセプトなんかはもっと昂ぶってもいいと思うけどなぁ・・・
三笠、雪風に続く1/350日本の艦の第三弾は南極観測船"宗谷"
戦闘艦とはまた違った艦影が模型としてみると実に面白い
エアモデルのハセガワ、というのがイメージの通り相場ではあったのだが
ここにきて艦船模型のハセガワという面も定着しつつあるように思える
三笠、雪風ともまた違うイメージの成型品たち
大砲という記号が無いだけでこんなにも受ける印象が変わるものなのだろうか
ていうか、単にオイラが艦船模型=戦闘艦模型という風に短絡的に捉えているだけなのだろうけど・・・
1/48でボックス売りというのは結構大胆に思える
WL菊水作戦セットなんていうのはまだ心が動くものがあるが・・・1/48ですよ
フルラインナップをこういう会場で見るとなかなか壮観なのだが
実際に作って飾るなどということを考えると恐ろしい事になりそうな気がする
こういうものは作らずに所有することが華、なのかもしれないが
それでもいつかは作る・・・かもしれないという余地は残しておいて欲しいところ
1/72だったら心動くかもしれないんだけどなぁ・・・
出るべくして出るという感じのJu88夜戦型
俺的にはBf110なんぞより大型の機体は夜戦の力強さを感じる
これは夜戦好きにはたまらんアイテムでしょう、やっぱり
しかし、惜しむらくはこの夜戦、通常商品ではないらしい
資料集とセットで限定品なんだそうだ
資料要らないからさぁ、通常販売してくれないかなぁ・・・金型も一部新規で起こすわけだからさぁ
思い出したようにドドッと出てくるWLシリーズのリニューアル
今回ハセガワブースで発表されたのは古鷹型2艦
妙高型では後発のフジミに煽られ、やや存在感が希薄になった感もあったが
他社から出るとは思いにくい古鷹型のリメイクにはやはり期待してしまう
古鷹型2艦が発表されたとなると当然遠からず青葉、衣笠もやるだろうから、これで重巡リニュはコンプリートじゃないか!
アオシマさんの利根型は長門以降の同社水準で見てしまうとちょっと辛くはあるけれど・・・
ハセガワさんの最近のもうひとつの顔となったキャラクターモノ
バルキリーバリエーションは既に定番の域に達した感もある
バーチャロンシリーズの今回のイチオシは"フェイ・イェンさん with はぁと"
ブースではフェイ・イェンさんのポスターなんかも配布していたが、結構人気アイテムになっていたように見えた
こういうモチーフはツヤ有りできれいに仕上げてみたいもんです
ホビーショーではお馴染みのドラゴン名物"シークレットアイテム@日めくり会場発表"
■ 初期型三突G(スマートキット)/ ■ 四号架橋戦車 / ■ デッカーマックス / ■ ストライカー
自走砲、駆逐戦車好きのオイラ的にはデッカーマックスはかなりうれしい・・・んだけど、あれ?
トラペのところにもデッカちゃん出るって発表されてなかったっけ?
我が家の珊瑚礁にはオントラックのデッカちゃんも眠ってるしなぁ・・・嬉しさも微妙なところだなぁ
基本がドイツモノに魂を売っている人間だけに連合軍モノの新製品にはイマイチ食指が動かないのだが
米軍ハーフトラックに関しては鉄十字を入れて置いておきたい気持ちに駆られる
コンバットの"なんちゃってドイツ軍車両"群に必ず混じっていた"なんちゃってハーフトラック"の印象がどうしても強いんだねぇ
邪道と言われれば甘んじて受け入れるが、米軍ハーフトラックに関しては俺的には仲間に思えて仕方がない
ドラゴン怒涛のフィギュア攻勢は衰えを見せない
GEN2の馬と通常版のポーランド戦の独軍歩兵
通常版とは言え、オマケ(?)の捕虜になったポーランド将校がいい味を出している
こういうのを遊び心というんだよねぇ
そして遂に龍フィギュアにマイスター見参
平野義高氏原型というのはやはりブランドとして素直に受け入れてしまう
普段フィギュアを作ることがないのだが最近車両と併せて並べておきたい気分が高まっているだけに
かなり背中を押される気がする
ドラゴンのエアモデルも時々思い出したように新製品が発表されるのだが
今回会場で見かけたのはヴァルターエンジン付きのコメート
1/48ということで俺的にはスルーなのだが、コメートくらいの大きさの機体であれば一品モノとして作るのも面白いかもしれない
レベル製品もハセガワ扱いになっているのだが、目立つところではスターウォーズアイテムが並んでいる
俺的にはその周辺に配されているスケールモノの方が気になるので、そっち方向に寄ってみると・・・
1/144 UボートVII型
デカイねぇ・・・さすがに1/144だねぇ・・・でもUボートなんだねぇ
1/72なんてのも見てるから、そういう目で見るとそれ程の大きさではないのだけれど
でも何でD型なんだろう?B型とかC型じゃなくてさぁ・・・
パーツの状態で見ていると・・・なんかちょっと微妙な感じがするのは俺だけ?
これを普通に組み上げると展示されている完成品のように仕上がるのかい?
なんか地雷なんじゃないだろうか・・・
1/35AFVではシュトゥルムティーガーが出るらしい・・・のだが、これってイタレリのだよね
ツィメリットコーティング・モールド済みの車体パーツは100%の満足度には達しないけれど
お手軽に作る向きにはコレで十分ではなかろうか
でもレベルブランドで販売される時って割高なんだよなぁ・・・
ルフトヴァッフェの万能機、コンドルも1/72で装いも新たに登場
トラペで1/48が出た時に、スケールダウンして出してくれないかなぁ・・・などと思っていたが
レベルからリニューアル版が出るようです
He177でさえ未だ完成していない俺的には出ても作らんだろう、という心の声が聞こえては来るのだが
存在する事が大事なんだよ、いつかは作れる日が来るんだからさぁ・・・とパーツを前に自問自答すること暫し
傍から見ると怪しい事この上ない
戦前にルフトハンザで使われたユンカースの巨人機G38
レベルはこういう怪しいものを時々出してくれるから好きですよ
でも、1/144っていうのがなぁ・・・もっとも1/72で出たら幾らになるかも知れないし
酔狂で作るんだったら、まぁ1/144のコレくらいのサイズというのが妥当なところだろうなぁ
バイヤーズデイ2日目の開場早々に撮影させていただいたので未だお客様の姿も無い状態ですが
昼頃からはバントウさんの口上もあって賑わいを見せる
師匠、バントウさんの姿もありAFVモデルファンにとってはオイシイブースではある
名作と言われたトライスターの1号戦車A型
今回新版として再リリースされる訳だが、こういう場合どのタイミングで買えばいいのか判断に迷うところ
まぁ、その都度作って仕上げ再リリース版が出ればそれも作る、というのが精神衛生上ヨロシイのだが
新版の出来を見るにつけ完成していない旧版、どうしよう・・・という思いは拭えない
新版のインテリアを使ってアラン辺りの自走砲を作る時のベースにすればいいかぁ
などとも考えてしまうが、それはそれで贅沢だよなぁ・・・悩ましいほどに良く出来てるんだよぉ
塗装仕上げ済みの完成品展示品とは別にサフ吹きのみの触れるサンプルも展示されていたが
オイラがブースに行くとバントウさんがニヤリと笑い「カワグチさん、コレコレ」とその手に持っていたサンプルを渡してくれた
「展示見本ということで接着してないところがあるんですけどね、中のエンジンなんか外せるんですよぉ」
という口上につられて試してみると・・・確かにスコッという感触で車体に収まる
パーツの合いもバッチリで隙間もなければ違和感もない
「いやぁ、こういう感触、暫く味わったこと無かったねぇ・・・」とひとしきり盛り上がる
いやぁ、いいもん見せてもらいました
トライスター入魂の38(t)ファミリーの新作は電撃戦の花形B型
E/F、Gと続き、そろそろ金型利用で自走砲辺りに行ってくれないかなぁ・・・という期待もあるのだが
やっぱり初期型がいないとファミリー的には寂しいよねぇ
興味の無い人が見ればおんなじ戦車ばっかり・・・という声も聞こえてきそうだが
カクカクした後期タイプには無い軽戦車の味わいというものが感じられる
仕様的には指揮車両用のアンテナも装備されるらしいが、この先38(t)ファミリーはどこまで揃うのだろう???
B、C、Dと某香港メーカーとのバッティング地獄に耐えながら地歩を固めてきたIV号ファミリー
マルチマテリアルが当たり前な昨今のAFVモデルにあってインジェクションにこだわるトライスター製品、俺は好きです
微細なパーツでも金型の限界に挑んで欲しい
だって、マルチマテリアルって俺的には扱いにくいんだもん・・・
ちなみにサビサビになっている金属片が一緒に飾られていたが、これはヨーロッパで拾ってきたホンモノのフェンダーのカケラなのだそうだ
トライスター・フィギュアの新作はいずれもスターリングラード風味
とは言いながらも、装備、ポーズ共に汎用性の高いもので、別に西部戦線に配置してもおかしくはない
某香港メーカーのフイギュアが比較的シーンに特化した造形になっているのに対しオーソドックスなトライスターのフィギュア
基本的な射撃ポーズというのは案外モデル化されていないのでこいつはありがたい
オリオンモデルズに行けば聞くことのできるバントウさんの口上ではあるが
イベントでの口上はやはり一味違う
ブラシエイドなんてその場で買ってしまいそうな気になるほど・・・いやぁ、バントウさん、商売人の鑑でしょう
シュトゥーラー・エミールに続くトラペのビックリドッキリ戦車"ホイシュレッケ"が発表された
B社製1/30ホイシュレッケをオークションで入手し、立体資料にしていつかは作ろう・・・などと目論んでいたが
キットが出るほど嬉しい事はない
現時点では詳細はわからないが、とにかく待ちますよ、多少硬い履帯でも構いません、多少厚めな装甲板でも構いません
とにかく出してくれることに感謝であります
などと喜びのあまり踊っていたら「デッカーマックス発売予定」の告知タペストリー(?)を撮影してくるのを忘れてしまったよ・・・orz
カール祭りが繰り広げられた折、弾薬運搬車両はどうなるのよ?
と多くの人たちが思っていたはずなのだが、ようやくトラペから発売されることになった
ネタ的にも資産的にも香港辺りが最初にやりそうな気がしていたのだが結局はトラペが一番乗り
車台的にはD/E型車台ということになる訳だが、因縁のD/E型、トラペ版ではイイモノになるのだろうか?
一抹の不安は拭えないのだが・・・