PLASTIC MODEL RADIO CONTROL SHOW 2006
第46回 全日本模型ホビーショー

バンダイブースはやはりガンダム関係がメイン・・・ということになるのだが
今回は1/350宇宙戦艦ヤマトのようなガンダム以外のところで力を入れているものもあり
また、今秋より一部会社組織の変更などがあり新規事業室で扱っていたでっかいガンダムやBトレなどもホビー部で扱うようになった
そういう意味では例年に比べて扱い商材は広がりバラエティに富んだブースになったんではなかろうか


バンダイブースの情景

バンダイ ホビー事業部

バイヤーズデイ パブリックデイ
今回のバンダイブースは細長いブース割り当てとなっているが、このような形は今まであまり例がない
一般公開日の混雑を想定し、間口を広く取る形でのレイアウトを採ったが
見やすい反面、出品ボリュームがかなり制限されるという扱い勝手にやや難アリなブースではあった

来場者の状況も総じて良好で、業者日、一般公開日ともに多くのお客様が来場された
ちなみに上写真の左は業者日、右は一般公開日の雰囲気となっている

業者日の受付 一般公開日の受付
今回は1/350ヤマトがメインアイテムとなる訳だが(後述)お配りものがあるので受付も交代制で対応
おねいさんずも業者日はスーツで、一般公開日は揃いのポロシャツで対応する
お配りの内容は同じなんですけどね

小さなお友達 大きなお友達
一般公開日は小さなお友達から大きなお友達まで、多くの方にご覧いただきました
受付に集まる子供たちが必要以上に小さく見えるのは単にお配りのお兄さんが大きいためで
実際は小学校4〜5年生くらいだったんじゃなかろうか
ちなみに、そのデッカイお兄さんは今年入社した新人の大阪担当の営業クン


【 宇宙戦艦ヤマト 】

ヤマトコーナー全景
5月の静岡ホビーショーでの発表以来、多くの方のダメ出しをいただきながら形状検討を重ねようやくここまで来ました
上代価格もかなりなものになるためバンダイブース"イチオシ"アイテムとして大々的に展示
写真を撮影したのは初日の会場前ということで、担当のキッシー岸山クンも最後の調整に余念がない

試作ではなく成型品
各種イベント毎にその時々の試作を展示してきたが、今回はテストショットを組み上げた状態で展示を行った
基本的な外観はコレ、ということで、ここまでくるとあとは金型の調整を繰り返し、エンドに向けての最終段階となる
個人的にはパルスレーザー周りは初代デザインの雰囲気の方が密度感があって好きなんだけど・・・

敵艦隊、10時の方向! 漢の艦 主砲、斉射!
やはりデカイ艦は(・∀・)イイ!
写真を撮っていても楽しくなりますよ
イメージモデルではないので"あの"ビジュアルを再現、という絵にはなりませんが
大きな船体に細かい構造物というのは戦闘艦の醍醐味ではなかろうか
リモコンで操作する主砲のアクションは写真や文字面で見ると陳腐な印象は否めないが
ゲンブツを見ると、「おぉ、ヤマト〜!」という感慨が沸き起こってくる

総統閣下 付属物
艦の巨大さを引き立てるために今回は同スケールのフィギュアがセットされる
白い成型品だったのでフラッシュで飛んでしまっているが、ルーペで見るとそれなりに彫刻が施されているのが判る
1/350ということで5mmほどのフィギュアになるのだが、肌色、髪色、服色なんかを塗り分けてやると一応それらしく見える
老眼を抱えるオイラでも何とかそこまでは出来たので、我こそはと思わんツワモノは是非お試しあれ

フィギュアの他には艦載機もセット
ただし、商品にはパーツとして入っているのでこれも実際には塗装していただかないとなりませんが・・・

メカニックモデル・・・という訳ではなく
今回のヤマトは外観はもちろんのことながら、各部のギミックが肝になる
生粋の模型の国の人の目にはそんなギミック要らないから安くしてチョ、という思いももちろんあるだろうが
今回の商品化にあたり、最後の後押しになったのが主砲身を上げながら主砲塔を旋回させるというギミックにあった
映像のヤマトに魂を惹かれた者には、これぞヤマトというシーンがいくつかあるはずだが
砲塔を旋回させ射撃位置に就くシーンは波動砲以上の頻度で描かれ、"これぞヤマト"なシーンに数える人も少なくなかろう
この展示品は、ホビーショーということで商品をよりよく知っていただくために用意されたもの
メカ部分は組み立て済みとなる予定なので、山のようなギアを組み合わせるような作業も商品的には無いので
お値段は別として、比較的手軽に組み立てていただけるものと思う

若きエース きっしー魂の解説 久々の対面ブース
近年、バンダイブースでは対面ブースを採用していなかった
説明員の手配と拘束というのがその要因ではあるが
今回は商品に直接関わるスタッフがお客様と接することで伝えられる情報とお客様の思いを直接いただく
という点から久しぶりに対面ブースが復活した
特にヤマトのような商品は開発担当者がしっかりと説明しないとその思いは伝わらない
企画開発の若きエース野口クンと、すっかりベテランの域に達したキッシー岸山コンビが今回のヤマトの企画を回してくれたが
薄氷を踏むような商品化の道のりを感じさせない説明、ご苦労さんであります

再販もあります メカコレも再販します
1/350ヤマトがこの冬出航するにあたり、再販艦艇群がその先導を採ることになる
艦齢30年を超えるものもあり、今作っていただくにはそれなりのスキルを要するキットではあるが
かつてヤマトの勇姿に心を躍らせた者には全てが懐かしく、愛おしい(・・・モノであって欲しいのぅ)

今改めて見ると(いや、当時から思ってはいたが)アンドロメダってこんなに寸胴だっけ???
1/350などというスケールをシリーズ化するというのは現実的ではないが
個人的な思いとしてはコレクションスケールで主要艦艇はリメイクしたいねぇ・・・

チラシのセット
今回のお配りモノ筆頭は上の方で受付のおねいさんずが手にしていたヤマトのパンフ
開場前に手の空いている部員総出でお配りモノセットを用意する
こういう作業は時代が進んでもやっぱり人海戦術が効果的だったりする


【 ガンダムシリーズ 】

SEED / SEED DESTINY / STARGAZER

CEコーナー CEコーナー
21世紀のスタンダードを目指す、というサンライズさんの掛け声とともにスタートし、展開しているコズミック・イラ世界のガンダム
ネット配信ながら順調にアクセスを稼いでいるというSTARGAZER
夏のキャラホビでは試作での展示にとどまったが、今回のホビーショーでは成型品での展示にこぎつけることができた

スターゲイザーガンダム 光の輪 特殊シール
作品のタイトルネームを関するガンダム
本機の外観的な特徴は何といっても背中に背負った輪と機体を取り巻く光の輪ということになる
宇宙空間で運用されるということでスタンド付きの商品ということになるが
クリアグリーンのパーツで表現される輪はスタンドを介してセットすることになる
白い機体に走るラインは通常は黒いが機能的には発光することになるので、その辺は選択式のシールで対応することになる
黒は通常のホイルシールで、発光時のシールはホロっぽい特殊シールでの表現になるが
実際に模型誌等で作例が掲載される場合はマジョーラなんかを使ったものも見られるだろうが
まずはシールの効能も確認していただきたいところではある

関口っちゃん
若いお嬢さんを横に御満悦なカワグチ氏
このおねいさんはサンライズで広報的な立ち回りをされているおねいさんで
今回一般公開日にゲストとしてお招きしている大原さやかさん、小野大輔さんという二人の声優さんのアテンドもしてくださっている
ガンダム系のいろんなイベントに出没する元気でノリのいいおねいさんだ!

ゲイザー版ジン ゲイザー版わんこ 三つ首わんこ
スターゲイザー#1で不気味な存在感を醸し出したジン
従来品に装備品パーツを追加して商品化させていただきました
でも、コクピットハッチは開けたくないね・・・もちろん商品化でそんな表現はしてないですけどね
わんこの方もゲイザー版では三つ首に進化(?)
従来型のバクゥに近接戦闘用の2つ頭の追加装備を背負うという設定なので
そのうち・・・という推測も十分成り立つ

ファントムペイン三人衆
スターゲイザーシリーズのメインどころ三機の揃い踏み
いずれも既存の機体をベースに作られた機体ではあるが雰囲気は大分変わったんじゃないかなぁ・・・バスターの人は結構まんまだけど

1/100セイバーガンダム 変形もするよ
番組は終了しても商品は出る・・・というのがガンダムというコンテンツの偉大なところ
アスランがザフトに復隊した際の乗機ということで商品化を望む声は高かった
ということで、劇中に登場しながらも商品化ならずというMSも少なくないが、希望はゼロということではないのだよ

西澤君、出番です ベースも売ります
C.E.コーナーで説明するのはU.C.H.G.の現場も担当する西澤クン
ここ数年で世代替わりした感のある静岡開発陣だが、ヤマトコーナーの野口クンと並び静岡開発の双璧として頑張ってもらっている

最近のキットはスタンド付属のものも多いのだが、今回スタンドのみを販売することになった
地上戦用ではそれほど威力を発揮するとは思えないが、C.E.、U.C.といった設定世界を問わず
宇宙空間で運用されるMSの飾り様に於いてポーズの自由度が得られるためかなり有効なんじゃないかと思ったりする

MG

島の方 棚の方 もひとつ棚の方
今回のMGのメダマはストフリ
新製品関係は他にIWSP装備のストライク、ハリソンさんの青い91、08小隊版ジムスナイパーといったところ
MG商品ご購入の方にはクラフトマットが貰えるというキャンペーンも実施される
このクラフトマット、マウスパッドとしても使えるというのは実証済みだったりする

ストフリ、アップ ストフリ全身像
MGストフリは通常版とスペシャル版での発売となるが、スペシャル版ではフレーム部分にメッキが施される
元々のデザイン上、立体にした際に足周りが微妙な感じのMSではあるが
その辺は作画イメージに準じたMGアレンジが加えられる
細部デザインも微妙にアレンジが加えられるので、アニメ版にこだわりたい人は
通常の1/100ストフリと合わせ技一本・・・という荒業もある(積極的にお薦めはしないけど)

IWSP付き 結構凶悪・・・かも
装備の換装により機体性能を特化させるというのはストライクガンダムのお家芸ではあるが
中でもIWSP装備というのはかなり凶悪な印象を受ける
立体映えするので、年末に向けた東南アジア圏ガンプラコンテスト"BAKUC"ではコレを使って参加する人もいるんだろうなぁ・・・

青い人 スナイパー
色替えということになるが、クロスボーンガンダムのライバル機であるハリソンさんの青い91も商品化
内容的には白い人と変わらないが、パチな人に向けた商品ということで案外需要があったりする
08小隊版ジムスナイパーは劇中シーンの再現ということで狙撃ライフルからエネルギーケーブルが垂れている
完璧を目指すのであればディオラマ仕立てにでもしないと表現できないのだが、腕に憶えのある人は頑張ってチャレンジして欲しい
同スケールのアプサラスも作って・・・なんてことは言いませんから

小林クン ちょっと煽られ気味
MGコーナーで説明に立つのは小林クン
来場される方もMGの新製品には高い関心を抱かれているようで
説明を聞くよりもブツを見るという勢いにちょっと煽られ気味な小林クンではあった

HGUC

HGUCコーナー 期間限定DVD付き
HGUCコーナーでは年末から年明けにかけてバンダイビジュアルより発売されるDVD-BOXにちなみ
ファーストガンダムを盛り上げよう企画が予定されている
既存商品の一部にDVDカタログを同梱しパッケージも変えて販売するというもの
ちなみにDVDカタログにはカワグチ氏のワンポイント・モデリング・アドバイスも収録されるのだが
これがホビーショー初日終了後に会社に戻り撮影を行うという強行軍
内容的にはDVD-BOXを見て久しぶりにガンプラでも買ってみるか・・・というような人を対象にしたものなので
普段からガチでガンプラ・ライフを満喫している人は飛ばして懐かしCMをご覧いただければよろしいかと

ザクスナイパー ジムストライカー
アーケードゲーム"戦場の絆"に登場するMSも商品化を行っていく
MSV的な広い気持ちで見ていただければ、これもまぁファーストガンダムの仲間ということで・・・
個人的には人間フォルムで狙撃銃を構えるザクというのはちょっと作ってみたい

ギャプランガンダム
AOZの新作はガンダム顔をしたギャプラン"TR-5"
ティターンズカラーが施され、長モノを装備した姿は本家ギャプランよりも精悍な印象を受ける
ヘイズルなんかに比べるとオレ機体を作ろう、というような自由度には欠けるが
ジム系フォルムが並ぶ中にこういうヤツがいると中ボスっぽい迫力がある

U.C.HardGraph

AM吉岡さんの作例 素晴らしいの一語に尽きる
U.C.HardGraphのコーナーでは応援各誌の作例展示も行われた
写真だけでも見入ってしまったアーマーモデリング誌の吉岡さんの作例はやっぱり素晴らしい逸品だった
来場された方も皆足を留め作品の前で暫し見入っていたが、その気持ちは実に良くわかる
写真では見えない現物だけが持つ情報量はやっぱりナマで見てナンボということでしょう

叙勲
山卓さんの新作はランバ・ラル隊の叙勲シーンをイメージしたもの
フィギュアが主役という本シリーズのコンセプトをよく理解してくださっている作品と言えよう
全景1 全景2
フィールドキッチンやドラム缶等のアクセサリーに違和感を感じるという人もいらっしゃったが
ドラム缶やジェリカンを使っているからといって別に中身が化石燃料である必要もない
シーンを構成する空気感の中でアクセサリーは選択される訳で、嘘は承知のらしさの演出というものはある
それを言い出したらガンプラの内部構造なんて嘘だらけですから
ドラマ、映画を楽しむ気分で模型と取り組むというのも大人の粋ってやつですよ

連邦軍ブリーフィングセット 通称ホバトラセット
U.C.H.G.の新作は連邦軍ブリーフィングセット、通称ホバトラセット
今回は08小隊からの切り出しということでフィギュアの方にはアマダくん、カレンさん、エレドアくんが加わる
しかし、こうしてみるとやっぱりホバートラックはデカイねぇ・・・
こんなヤツがホバーで動き回るというのも或る意味迷惑な話ではある
彫刻に関してはデザイナーの山根さんがいろいろと設定してくれているので
余すところなく表現できればそれなりの存在感をもって完成するはずではある

ランバ・ラル様御一行 哨戒中
ザクの頭入りランバ・ラル隊セット
頭だけということで雑誌作例も含め壊れた頭として作りこむ人が多いが
他に上手い使い方はないもんだろうか・・・
俺的にもコレを使ってディオラマを、と言われるとやっぱり壊れ頭しか想像できない
頭が固くなってきたのを指摘されているようで忸怩たるものがあるなぁ・・・

整備中のザク 江上さんセッティング中
壊れ頭ではないザク頭の使い方ということで吉岡氏、山卓氏の作例とともに並べられた整備中のザク
製作は弊社企画業務でご協力いただいているブレーン会社さんによるもの

U.C.H.G.の飾り付けに余念がないのはHJ誌でもインタビューを受けていた開発担当の江上さん
オイラと同期ということもあるのだが、年代的にはやはりMMの洗礼を受けたミリタリー指向の強い担当氏ではある
趣味が高じてJEEPを乗り回しているというのは関係者の間では有名な話


【 EXモデル 】

やっちゃいました うっちー
誰もがシャレとしか思わなかったとも言われるラビアンローズが商品化できたのもEXモデルというラインなればこそ
プラモデルとガレージキットの中間という位置付けでスタートしたEXモデルにあって
ラビアンローズなんかは最もEXらしいEXモデルとも言えるのではなかろうか
そんなEXモデルの説明に立つのは内田クン
或る意味説明の難しいEXモデルについて冷や汗をかきながら懸命に説明する姿は試練の十番勝負を見るが如し

ラビアンローズ ホワイトベース
箱もデカけりゃ完成後もデカイ、ラビアンローズを見て扇風機?とマジ顔で聞かれることも一度ならず
他の艦船とセットでお求めいただけますともれなくオマリー艦長気分にひたれます

そしてEX艦船の新作はホワイトベース
同スケールのMS三人組はもちろん、ガンペリーやGパーツ、コアブースターなんかも同梱
ザクを作って群がらせるもよし、カタパルトデッキを活かし、中身を詰め込んでメカニックモデルにするもよし
もちろんそのまま仕上げていただいて結構なんですけどね

ヒルドルブ
イグルーの巨大戦車"ヒルドルブ"はEXモデルにての商品化となる
試作をご覧になった方の多くが「デカイねぇ・・・」とおっしゃっていたが
GK版で一度作ったことがある俺的には既に許容範囲内
GK版を作った時は完成させるのが精一杯で、工作・塗装ともにあまりこだわって作れなかったので
成型品が出たら戦車マインドで作りたい一品ではある
キットは一応変形ギミック付きになる予定


【 SDガンダム BB戦士 】

SDガンダムコーナー
最近は子供達よりも大人が息抜きで作る需要の方が多くなってきているとも言われるSDガンダム
HJ誌で連載されているSD頁も固定ファンが支えてくれているらしい

SDノワール
HGノワールの好調を受けてSDでもノワール商品化が決定
設計担当氏の強い希望で商品化が進行している訳だが、思いのぶんが商品仕様に反映されている事を祈りたい


【 R3 】

R3コーナー
80年代のいわゆるキャラプラ・バブル期のキャラクターにもう一度光をあてたい・・・という弊社の思いと
創立30年になるので色々なキャラクターを盛り上げたい・・・というサンライズさんの思いが形となりスタートしたR3
もちろんサンライズ作品以外のキャラクターも視野にはあるのだが、とりあえずスタートはサンライズ作品が主体となっている
レイズナーに続き商品化されるのはエルガイムMk-II
1作品1キャラというような縛りもつけているわけではないので
今後の展開は急がずゆっくりやっていきたいところではある

新旧Mk-II R3版Mk-II 参考出品
エルガイムMk-IIのキットは当時の1/100もかなり頑張ったキットではあるが
今回はガンプラで培った再現性を盛り込むことでリニューアルを行う
中メカ表現の元祖と言っても過言ではないムーバブルフレームの表現はやはり肝となるのだが
劇中イメージにとにかく近づけたい・・・というのが担当氏の目指す方向ではある

逆に参考出品として展示された1/100ギャリアは当時のプラモ独自解釈路線を継承するとどんな感じになるか
という方向性検討のひとつとして製作された試作
これがそのまま商品仕様として進められる訳ではなくあくまでも検討段階のものなのだが
立体物の持つ力とは恐ろしいもので、コレが規定路線と思われた方も多いように見られる
あくまでも検討用のものだし、あくまでも参考出品ですから・・・
ちなみの左の木型は当時検討されながらも商品化に至らなかった1/100ギャリアの企画を進める段階で作られた(らしい)もので
実寸で約1/60サイズの試作


【 プレゼンテーション 】

MCを務めるおねいさん ステージ周り おねいさんアップ
今回のブースが変則的な横長ということもあり、単に商品を並べるだけでは扱いにくい
ということで、人が集まっても商品展示に影響のなさそうなブース中央にステージを設け
新製品のプレゼンテーションを行うことになった
プレゼンテーションだけではなく一般公開日にはこのステージで
スターゲイザーの声優さんをお招きしてのプチイベントも行う、ということでステージ専任のMCのおねいさんもついていただいている

バイヤーズデイ・西澤クン バイヤーズデイ・キッシーと鶴ちゃん 一般公開日・キッシーと鶴ちゃん
バイヤーズデイではスーツ姿で、一般公開日にはBHC作業服で・・・
という服装の違いはあるが、基本的に内容は同じ

西澤クンはC.E.ガンダム、特にスターゲイザーに関するプレゼンテーションを
キッシー岸山クンと鶴ちゃんはその他ガンプラ、HCMといったあたりの商材をご紹介する
一般公開日・野口クン 一般公開日・西澤クン 一般公開日・キリさん
基本的にプレゼンテーションは開発担当者自らが商品紹介をする
ということになっているのだが、1シリーズ1担当というシフトが組めるほどに担当者がいる訳ではない
少ない人数で複数シリーズを担当している、というのが現実で
ヤマトの説明をする野口クン(左画像)はケロプラの開発担当だったりもする
一人で出っ放し・・・という訳にもいかないので
ケロプラのプレゼンテーションは東京ホビーのプロモーション担当であるキリちゃん(右画像)が行った

おねいさん全身 おねいさん全身
ホビーショー会場でおねいさんの姿を見る機会が減りおねいさんレポも薄まってしまったので
バンダイブースからはMCのおねいさんの画像を掲載させていただこう


【 HCM−Pro 】

PGコーナー
HCM-Proは特殊塗装版やダミーバルーンが貰えるキャンペーンを実施する
サザビーの特殊塗装版が好評であるのを受けてのキャンペーン景品ではあるが
ダミーバルーンというのはかなりネタちっくなアイテムではある

景品1 景品2
特殊塗装版の78ガンダムと赤ザク
サザビー同様に赤の風合いが深みがあってなかなかよろしい
ダミーバルーンの方はあくまでも試作なので、これ、リ・ガズィとちゃうやん・・・というような突っ込みはご勘弁のほど
説明担当も会場ではかなり突っ込まれていたようですので・・・

バルーンよろしく♪
ダミーバルーンはコレくらいの大きさで〜す♪
などというようなことは言っていないが、最終的な景品はチープ感なく
こんなん真面目に作ってバカじゃねぇの?
というような褒め言葉がいただけるようなものにはなる予定

逆シャア祭り赤い人編 逆シャア祭り量産型な人編
今年のHCM-Proは逆シャア祭り、ということで他のガンプラ各シリーズに先んじて
逆シャア関係のMSラインナップが着々と揃いつつある
オイラも営業氏よりの依頼でヤクトドーガをいじらせてもらったが
1/200というスケールは案外いじり甲斐のあるスケールかもしれない

ガンダムに迫る黒い三連星 お約束の踏み台 セット内容一覧
逆シャア祭り、とは言いながらもシリーズに極端な偏りが出るのも如何なものか・・・
ということで発売されるトリプル・ドムセット
ガンダムは付属していないが、ドム3体と各種エフェクトパーツが付属する
アサヒビール本社の屋上にあるウ○チオブジェに似た白いもんは土煙りですのでお間違いなく

鶴ちゃん ミカリン
HCM-Proの説明に立つのはBHCでHCM-Proの開発を担当する鶴ちゃんと
東京ホビーでプロモーションを担当する新人のミカリン
ここにきてHCM-Proも市場に定着してきた感があり、説明を聞くお客様も増え、熱心に聞いておられた


【 ガンダムコレクション / ロウバスト 】

ガンダムコレクション ロウバスト
ガンダム系コレクションフィギュアの一角ではGコレとロウバストをご紹介
新製品が"デンドロvsノイエ・ジール対決セット"ということで
コレクションフィギュアのコーナーとは思えない普通のガンプラコーナーのように見えるところはご愛嬌

1/400 ノイエ・ジール 1/400 デンドロビウム
αアジールに続く巨大MAはジオンの魂を形にしたようなヤツ
デンドロの方は1/144で立体化されているので、その大きさはイメージとしても既知の存在なのだが
ノイエ・ジールも相当な大きさではある
今回の商品にはノイエ用に明貴美加氏の、デンドロにはカトキハジメ氏のデザインによる
オリジナル・マーキングが同梱されている

Gコレ新作
Gコレも随分仲間が増え、今回はスターゲイザーガンダム、ストライクノワールも加わり、C.E.ガンダムも厚みを増している
U.C.ガンダムの方ではGP04やヘイズルといった外伝風味のMSが加わり
あとGコレ化されていないガンダム系MSは・・・アレとかコレくらいになったんだねぇ

ジャブロー潜入 巨大な敵を撃てよ ジェットストリームアタック
膨大な種類のコレクションになったGコレ
全部を今から集めようと思うと既に入手できなくなったアイテムもあり、一見さんには敷居が高い感を与えてしまう・・・
ということで現在推奨しているのが"ミニコンプ"
フルコンプリートは難しいかもしれないけど、因みアイテムを揃えると"あのシーン"が再現できるぞ!
ということで、今回は
赤い彗星と愉快な仲間達のジャブロー潜入コンプ、WB三人組の巨大な敵を撃てよコンプ、黒い三連星のジェットストリームアタックをかけるぞコンプ
といった3つのシーンが再現できるようになっている
もちろん他のMSと組み合わせるも良しなので、オレコンプを目指してもらうも良し

ロウバスト ロウバスト
GコレがMSの造形と同一スケールでフィギュアから船までを揃えることができるコレクションフィギュアシリーズであるのに対し
ロウバストはMSが活躍するシーンをヴィネットで表現し、ガンダム世界を楽しんでもらおうというシリーズ
海あり、陸あり、宇宙ありと、様々なシーンを再現することでGコレやガンプラをイジル時のヒントになってくれればなぁ・・・
という期待もオイラ的には感じていたりする

ジムスナイパー ザクタンク 陸戦ガンダム 水中型ザク ゲルググ
画像が小さいので判り難いかもしれないが、今回展示されていたのは
■ アプサラスに照準を合わせるジムスナイパー
■ 大破したザクを回収するザクタンク
■ ジャングルを行く陸戦ガンダム
■ 水中から直上方向にサブロックガンを撃つ水中戦用ザク
■ ア・バオア・クー宙域で最期の防戦を戦う量産型ゲルググ
といったシーンを再現している


【 ガンプラコレクション 】

コーナー1 コーナー2
Gコレやロウバストが比較的ガチなコレクション商材であるのに対し
少々ネタ風味なコレクション商材が今回新たに展開を行うガンプラコレクションだったりする

懐かしさがウリ 旧1/144シリーズの1/2サイズ 昔の風味をそのままに
かつてのガンプラブームの時代に慣れ親しんでもらった旧1/144ガンプラを半分サイズで商品化するというガンプラコレクション
メインターゲットは当時店頭に並んでガンプラを買い求めたかつての狂四郎クンたち
懐かしさで集めていただきつつ、ダブリは昔を懐かしんでの定番工作に興じていただくのも良いかもしれない
商品はブラインドパッケージということで、旧版パッケージを縮小したものをシリーズ共通箱で覆うダブルパッケージ
1/144の1/2キットと縮刷版(?)取説が同梱され、プチ情報が記された個別のカードも入っていて、ひとつ300円(税抜き)
1/144旧シリーズ買える値段じゃん・・・などということは言いっこ無しでヨロシク

作業用ザク ジオン脅威のメカニズム
レアということになるのだろうか、今回プラモデルで初立体化の作業用ザクもラインナップの中に組み込まれている
もちろんパッケージは存在しないので、当時のテイストで描けばこうなるだろう・・・というイメージでのパッケージに入り
皆さんに引き当てていただけるのを待っている
もし大量にダブリが生じた場合はジオン脅威(驚異?)のメカニズム・・・なんかを省空間で再現してみるのもよろしかろう


【 コレクションフィギュア 】

ガンダム以外のコレクションアイテム
ガンダム以外のコレクションフィギュアということでは、これまでもナーゴやちびギャラ等、様々なアイテムを展開してきているが
今回はどうぶつの森とバイクのコレクションが新たに展開される

MOTORBIKE Diary どうぶつの森コレクション でっかいソフビシリーズ新作
MOTORBIKE-DIARY第一弾はHONDAさんのご協力をいただき展開するモンキーファミリー
塗装済み完成品ということになるが、細部の塗装、マーキングといった仕上がりの巧拙が商品の肝になる
ブツを見た感じでは結構いい感じ・・・なんじゃなかろうか
ちょいファンシーなコレクションの方では映画化により更に人気に加速が期待される"どうぶつの森"
キャラクターフィギュアとアクセサリー、組み合わせると球形になるベースがセットされた商品で
コンプリート予定図的にはゲームのパッケージなどでも見られるどうぶつの森ワールドを立体で再現、ということになっている
そして、コレクションフィギュアということではないが
でっかいソフビシリーズの最新作ということで、どうぶつの森でも一番人気のギターを持ったトタケケさんの商品化が決まった


【 JUMBO GRADE 】

ジャンボグレード
ジャンボグレードは純粋な新製品ではなく、既存アイテムのカラーリング、マーキングを一新してのご案内
1/35というスケールはU.C.H.G.と同スケールということになるのだが
ジャンボグレードにディティールアップを加え、U.C.H.G.と同じ土俵に並べる・・・というのはかなりの労力を必要とする
それでも大きさの感覚を実感することは出来るので、U.C.H.G.をイジル際には横に並べておくとモチベーションは上がるかもしれない
お安い買い物ではないので積極的にお薦めするにはいささか申し訳なくはあるのですが・・・


【 ケロロ軍曹 】

ケロロいろいろ ブース正面でお待ち申し上げるであります
小さいお友達向けキット、ということではかつてはSDガンダムがその位置にあったのだが
SDファンの年齢が上がってきていることもあり、現在ではケロプラがその位置にある
ケロプラの他にも商材的には様々なモノを御用意して今回は通路に面するブース正面にケロロコーナーを設けお客様をお迎えするであります

マスコット・ロボ ケロロ軍曹 カエルの群れ
ケロロアイテムの中でも今回のイチオシは"マスコット・ロボ ケロロ軍曹"であります
以前のハロに続く"マスコット・ロボ"シリーズ(?)の第二弾ということで堂々のお披露目
カエルの群れがお客様に反応して一斉に動く・・・という考えようによってはちょっと微妙なディスプレイ
最前列右端の軍曹がひとりで白目をむいているのは開場前の調整中ということで・・・ご愛嬌

ケロプラ ロボの人 合体するであります
ケロプラの種類も増殖中でアフロ軍曹やちびケロなんかも商品化され
ペコポン侵略メカことケロロロボもシリーズに続々参戦中・・・であります
小隊の人それぞれのロボを集めて合体させると巨大ロボ"グレートケロン"になるであります

キリさん こいちゃん説明中 こいちゃん接客中
ケロロコーナーでマスコットロボを愛でているのはブース内ステージでプレゼンテーションにも立ったキリさん
ケロプラに対してはガンプラ以上の愛情を持って業務に臨んでいる様子で、お客様へのご案内も自然と力が入る模様
説明員にはキリさんの他に今年配属になった新人さんのこいちゃんも担当
夏の大阪日本橋GUNDAM'Sでのイベントの時にはコスプレもしてもらいましたが
これからもイベントなんかではいろいろと活躍してもらう予定であります

着ぐるみさんもやって来た 撮影会状態 スタッフに先導され
イベントではひっぱりだこのケロロ軍曹の着ぐるみ
頭がでっかく、バランスが微妙なのでスタッフに先導してもらい、ルートを確保しておかないと、かなり危険だったりする
中の人はやっぱり大変です

大人気 写メに囲まれ 叩いちゃダメ
着ぐるみケロロがブースに現れるとすぐに周りに人の壁が出来る
携帯のカメラを向ける人、子供を軍曹さんの前に立たせ写真を撮る人・・・
小さいお友達が触ったり叩いたりするのは、まぁ、お約束と言えばお約束なのだが、中の人はやっぱり大変です

軍曹とガンダムの2ショット 軍曹とガンダムとオイラ
ひとしきりブース内を練り歩いた軍曹さん
最後はやっぱりでっかいガンダムのところで記念写真であります
ついで、ということでガンダムさんと軍曹さんの記念写真の中にオイラも割り込み、軍曹さんとガンダムさんとオイラの3ショットが実現
珍妙な絵ではあるが、これはこれで貴重でしょうw


【 Bトレイン 】

Bトレ・コーナー Bトレ・コーナー
冒頭にも記したが、秋から会社組織の一部改変によりBトレインがホビー事業部扱いの商品になった
鉄道模型入門編というコピーで展開するBトレだが、固定ファンも着実に増えてきており、今後も継続的に展開がおこなわれる
オイラ的には電車の造形というのは結構気になる存在なのではあるが
世に言う"鉄ちゃん"の域にははなから及ばないので知ったかでツッコミどころ満載のテキストを記す愚は犯さず
さりげなくご紹介程度で切り上げさせていただきまする


【 WGP 爆シード 】

オリジナルカーからGTカーへ
キッズホビー商材としてスタートした爆シード
当初はミニ●駆風味な車体デザインで攻めていたのだがGTマシン風味へ衣替えが進みつつある
現在のところ期待値には及んでいない状況ではあるが、こういう商材は耐え忍んで続けていくことが肝
ということで、実車風味を前面に出した展示で今回はまとめられたブースではある

TOYOTA 200GT 諸々取り揃えたラインナップ
GTのスポンサードを行っていることからこのところTOYOTAさんとの距離も近くなり
BANDAIスープラを出して以降、実車系へのシフトに加速がかかっている
そんな中での新製品は2000GT
とにかく商品化を行うというのが開発的にも設計的にもノウハウを蓄積できる道なので
競技性はもちろんなのだが、再現性に於いても頑張らないといかんのだよね

各社対抗レース プララジならでは・・・ レース後のインタビュー
爆シードがバンダイだけではなく他社さんのご賛同もいただきながら展開していることは周知の事と思う
静岡ホビーショーでは諸般の理由から協力各社さん全社が出展することが出来ず
対抗戦というような形でレースをすることは叶わないのだが、プララジではそういう因縁は無いので各社さん自慢のマシンで競技に臨む
レースの結果は見ていなかったので判らないのだが、参加各社の担当者さんの顔は心なしか子供のような真剣さが感じられた

ヤスさん調整中
地べたに座り込んでマシンの調整を行うヤスさん
元々走り屋マインドを内に秘めた漢なだけに爆シードの企画に関しては溢れんばかりの魂を注ぎ込んでいる


【 HY2M 】

ちばテレビさんの取材 ヤマトですが・・・ 撤収
上の3枚の画像のうち1/12ガンダムに直接関係あるのは左画像だけだが
一連の画像は"ちばテレビ"さん取材班御一行様
一応でっかいガンダムの取材ということでコメントさせていただいたが、撮りの後にブース内を見学され結構楽しんでいた様子
ヤマトのコントローラーを持っているおねいさんがインタビュアーさんなのだが多分ちばテレのアナウンサーさんなのだろう
お名前をお聞きするのを忘れてしまったのが残念!
時々ちばテレビ見てるんですけど・・・オイラ

でっかいガンダム サンダーバードおねいさん
家に置いておくにはいささかデカ過ぎな感も否めない1/12ガンダムだが、こういうイベント会場では見事に存在感を醸し出してくれる
ガンダム1体35万円ということで、個人の趣味で部屋に置いておくには些か値の張る買い物ではあるが
重量35kg、キロ1万円のガンダムということなんだねぇ・・・

一般公開日はこのガンダムの前で記念写真を撮る人も少なくなかったが
ガンダムの横でポーズをとってくれたおねいさん、実はアオシマブースのサンダーバードおねいさんだったりする

魂、売っていただきました>
キャスティング(おねいさんの仕出し)をやっているのがオイラの旧知の友だったりするので
オフショットだからいいぢゃん、と言いながらガンダムさんの横に並んでいただいた
アオシマブースでオイラも魂を売ってしまったので、おねいさんにも魂を売っていただいたような次第
ちなみにおねいさん、プライベートでもコスプレなんかもするとのことで
ガンダムも含め、根っからキャラクターはお好きなのだそうだ
個人的にはルナマリアタソの衣装姿を拝見してみたい気がする


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