第3回目の交流会は学生数15,000人を擁する北京科技大学で行われた
今回の科技大での交流会は同大学の日本語学部外事担当の李先生が顧問を務めておられる
北京科技大学日本協会の学生さんたちが主体的に運営の実務を行ってくれた
第3回交流会は大学の教室で行ったのだが、学生さんたちの尽力のおかげで250〜300名近い学生さんが集まってくれた
科技大という名前の通り理工系の大学である同校だが、理工系学部以外にも語学、経済等の文系学部もある
同大学は留学生が少なく、多くの学生は学内の寮に起居しているとのことで、事前告知も学生さんが積極的に行ってくれた
ガンダムに関する興味同様に、ネイティブの日本語に触れる機会ということで関心を寄せる学生もいたとのことだが
カワグチの日本語なんかで良かったのか?
告知から会場の設営に至るまで学生さんたちがすべて行ってくれた
黄色いセーターを着たおねいさんが今回の交流会の段取りを取り仕切る崔さん
邪魔にならないように教室の端で準備している学生さんたちを眺めていると文化祭のような雰囲気で何となく微笑ましい
着々と準備は進められ、開演30分前にはほぼセッティングは終了した
最終のチェックが進められる中、聴講の学生さんたちも集まり始めた
こういう雰囲気は過去に東大工学部、金沢工業大学でも経験しているのであまり緊張感は感じない
交流会開始
映像によるガンダム紹介が行われている間は最前列の机で待機
ガンダム紹介が終了するとカワグチの紹介が行われ、そのまま壇上に上がる
ところどころ空席はあるものの、教室内はほぼ満席
交流会が始まったあたりから教室内は水を打ったような静けさが支配している
さすがに3回目になると通訳の高さんも内容を完全に把握してくれていて進行に全く支障はない
阿吽の呼吸とは言わないまでも通訳してくれているタイミングもわかるので
講演中も言いよどんだり言い直すということはほとんど無かった
講演中はおおむね静かな教室だったのだが
1990年代の話の中でガンダムWに触れるあたりでは教室内にどよめきが上がる
海外でガンダムの展開を始めたのが丁度ガンダムWあたりからで
おそらく彼らにとってもガンダムWが始めてのガンダム体験だったのだろう
質問コーナー
今回は人数も多いし学校の教室を使用し大学生を相手にするということで
模型教室は無しにして質問コーナーに時間を割いた
具体的なガンプラ製作に関する質問も寄せられ、今回持参した完成品を例に解説を行う
講演終了後に自分の作った模型(スケール)を持ってきてアドバイスを求める熱心な学生さんもいた
スタッフさんと記念写真
交流会が終わり、今回の交流会の運営を行ってくれた科技大日本協会の皆さんと記念写真
今回はほとんど日本語でコミュニケーションが出来たのでかなり楽をさせていただいた
特に今回の交流会の陣頭指揮を執ってくれた崔さんは流暢な日本語を話しリーダーシップもある才媛で
委員長という言葉が似合いそうなお嬢さんだった