(2006 Bandai Action Kits Universal Cup)
【 中国代表選出会 】

上海飲食記

やはりレポの最後を飾るのはお食事関係のレポ
古くから栄える国際都市上海
伝統の味もあればヌーベルシノアもあり
基本的に中華料理はストライクゾーンのオイラ的には日本食が恋しくなる暇は無いのであります


鷺鷺酒家
[Lu Lu Restaurant]

上海市南京西路1266号恒隆広場5楼

恒隆広場 鷺鷺酒家
【 恒隆広場(プラザ66) 】
【 鷺鷺酒家 】
南京西路の恒隆広場(プラザ66)内にある鷺鷺酒家は本場の上海料理が楽しめる名店であるとのこと
高級ブランドショップと肩を並べて恒隆広場に店を構える鷺鷺酒家は上海市内に2つの支店を持つ
元々は小さな食堂だったのが一代でここまでに至ったチャイナドリームを体現したレストランとして有名なのだそうだ

レンコンの甘煮 キュウリ 青菜
【 蓮根の甘煮 】
【 さっぱりしたキュウリ 】
【 胡麻ダレのかかった青菜 】
前菜として饗された野菜系3品
もち米が詰められシロップで煮込まれた蓮根は昨年初めて食べた時はちょっとビックリだったが
オイラ的にはやっぱり好きかもしれない

キュウリと胡麻ダレのかかった青菜は食感もシャキシャキしていてお口サッパリな感じ
取皿にいただき後続の料理をいただく合間に口直しとしていただくことにする

ピータン豆腐 中華風スペアリブ 中華風豆腐の炒め煮
【 ピータン豆腐 】
【 スペアリブの黒酢煮込み 】
【 豆腐の炒め煮 】
ピータン豆腐の豆腐は絹ごし豆腐のような我々が良く知るところの豆腐
薄めにスライスされているのがちょっと不思議な感じではある
タレと一緒にかかっているピータンは黄身の所をほぐしたような感じでパッと見た感じでピータン豆腐だとはわからない

スペアリブは一度揚げたものを黒酢で煮込んだもので味付けは割りと濃い目
なのだが、コレをいただきながら飲むビールというのが格別でついついグラスが空いてしまうので要注意

コレを豆腐と言われるとやはり少し違和感を感じてしまうのは日本人だからだろうか
甘辛く煮込まれた豆腐はやっぱり湯葉っぽいのだが、これまたビールの友
ビールに合う食べ物を探して行脚するアベちゃんにスペアリブとセットでご紹介したいとマジで思っちゃうよw

銀鱈の煮付けの冷製 塩漬け茹で鳥の冷製 銀鱈のにこごり
【 銀鱈の煮付けの冷製 】
【 塩漬け茹で鳥の冷製 】
【 銀鱈のにこごり 】
野菜の後はタンパク質系が続く
乾し鱈を煮た感じ・・・という食感だが、煮込まれて味の染み込んだ魚は旨味も封じ込まれているような味わい

中華の前菜と言えばやっぱりコレでしょう、ということで茹で鶏の登場
程好い塩味がシンプルな鶏の味を引き立てついつい箸が伸びてしまう

見た目は蟹肉っぽい感じだが、にこごりの中にいるのはこれも銀鱈らしい
冷製と言いにこごりと言い、和食メニューっぽい感じで、オイラが勝手に抱いている中華料理のイメージとは少々ギャップがある

中華風スペアリブ 牛肉ピリ辛煮込み インゲンの四川風炒め
【 中華風スペアリブ 】
【 牛肉ピリ辛煮込み 】
【 インゲンの四川風炒め 】
上海料理の名店ということだが、様々な中華料理も美味しくいただけるのが鷺鷺酒家
この3品はちょっと四川っぽい辛さの効いた料理だったりする
そうは言っても唐辛子と山椒効きまくりの本格四川料理という程ではなく、俺的には程よい辛さで美味しくいただいちゃったりする

金華ハムの塊 バラして戴く
【 金華ハム 】
【 バラして戴く その1 】
蒸しあげられた金華ハムの塊はお店の人の手によりバラされ饗される
世界三大ハムのひとつに数えられるだけあって濃厚な味わいはハムの概念を見事にひっくり返してくれる
オイラ的には中華料理で戴く金華ハムというとスープの出汁に使われ味がかなり抜けた状態のものをスープと一緒に戴く
ということが多かったが、一品モノとしてハムの塊を目の前にするとやはり迫力を感じる
お味の方もやはり格別!

蟹豆腐 上海蟹 お作法
【 蟹豆腐 】
【 上海蟹 】
【 バラして戴く その2 】
上海と言えばやはり上海蟹
蟹豆腐は上海蟹の濃厚な蟹ミソを使った豆腐の煮込みなのだが熱々の豆腐を口の中に入れると蟹ミソの風味が口中に広がる

そして蒸された上海蟹がやって来る
フンドシのところを取り、甲羅を外して蟹本体をバラして戴く
脚肉なども食べるのだが、やはり上海蟹と言えばミソ
エラのところは食べるな、と言われ注意しながら除けて戴く
エラは雑菌や有害物質なんかが溜まり易いので食べないように・・・ということらしいのだが
蒸した時点で溶出したりはしないんだろうか???

蟹ミソ入り肉団子 デカッ 蟹肉入りとろみスープ
【 蟹ミソ入り肉団子土鍋煮込み 】
【 巨大肉団子 】
【 蟹肉入りスープ 】
やはり中国の肉団子はデカイ
そのデカイのが器に4つも入って出てくるのだから食の細い人はそれを見ただけでも満腹感を感じるんじゃなかろうか
そのままマルっと戴くも良し、スープにヒタヒタ状態のところを切り分けていただくも良し
所詮は肉団子と言うなかれ
どっちにしても肉の旨味が溶け出したスープと一緒に肉団子を戴くというのはちょっと贅沢な気分になれる
しかも蟹ミソ入りということでスープにも蟹ミソの味わいが溶け出し、肉団子を頬張ると蟹ミソの味が広がる
まさにこれを贅沢と言わず・・・と、少々大袈裟なご紹介ではあるが、美味いんだよ、本格中華の肉団子は

胃袋を満たした後は蟹肉入りのスープでお腹を和ます
ただ、このスープはとろみがあるので熱々が冷めにくいため、用心無しにいただくと舌をヤケドする恐れあり

色々入った炒飯 更に麺
【 炒飯 】
【 豚細切り肉入り汁麺 】
グリーンピースや賽の目のニンジンが入っているあたり、ミックスベジタブル使用か?
という疑念を抱くが、やはり賽の目にカットされた肉片は魚肉ハムではなく天下の金華ハム
スプーンで救い上げるとパラパラとこぼれ落ちる米粒に炒飯はかくあるべきと言う姿を見る

飽食コースの終盤は炭水化物のコンボ・・・ということで豚細切り肉入りの汁麺の登場
煮込み拉麺という感じで白湯でじっくりと柔らかく煮込まれた麺は硬目が美味い九州拉麺愛好家のオイラでも美味しくいただける
終盤で戴く白湯はなんとなく身体に優しいような気もするが、コレだけ飲み食いした後じゃぁ優しいも何もないか・・・

小籠包 蟹ミソ入り小籠包 中華風しるこ
【 小籠包 】
【 蟹ミソ入り小籠包 】
【 中華風白玉入りおしるこ 】
最後の最後に点心がやって来る
汁麺を戴いたあとに「もうお腹に入りません・・・」と言ってたのは、どの口じゃ?!
というツッコミを入れられても反論できない勢いで完食
ノーマル小籠包と蟹ミソ入り小籠包の連続攻撃、上海の点心は美味しいからねぇ・・・
(もちろん台湾の名店も美味しい事は言うまでもない)

そして最後の仕上げはおしるこ
甘過ぎないのでちょびっと甘いものが欲しくなるデザートには結構向いている

全員集合
とにかくよく食べ、よく飲んだ初日の夜
T&W社スタッフのみんな(李さんはカメラマンということで写っておらず)
ダニエル社の中国本土担当のバネットさん
バンダイ上海の持田さん、高さん、同アジア販売の岩田さん、東京ホビーから鈴木ムキ丸とオイラ
表彰式・模型教室の前夜祭ということでひたすら盛り上がる


新吉士酒楼 桃江路店
[ XinJishi TaoJiang Restaurant ]

上海徐匯区桃江路28-3号

新吉士酒楼 桃江路店
【 新吉士酒楼 桃江路店 】
【 店構え 】
本格上海料理の名店として人気の"新吉士酒楼"
1995年に天平路に出店以来、現在支店を含む6店舗を構えるレストランチェーンであるとのこと

鶏の水煮のぶつ切り お菓子ですよネェ、コレ 肉
【 水鳥 】
【 紅棗糯米 】
【 肉 】
鶏の水煮のぶつ切り
やっぱり最初は鶏でしょう

"紅棗糯米"はなつめの間にお餅が挟んである前菜
見た目通り甘酸っぱい味で、デザートかと思ってしまいます

スペアリブのようにしっかりと煮込まれた角切り肉は豚肉
甘辛い豚肉はビールを促す

コリコリさん クラゲと野菜 これは・・・湯葉?
【 豚耳 】
【 クラゲ 】
【 湯葉巻き? 】
序盤戦は冷菜系が続く
最初に見た時に内臓系? という印象を受けたのは茹で豚耳のスライス
コリコリした食感はまさに豚耳
軟骨を噛み締めながらコラーゲンを摂取する

ありがちな細切りクラゲがトグロを巻く・・・という感じではなく
モヤシなんかの野菜を和えたものの上にちぎったクラゲをキクラゲと一緒に盛りました
という感じのクラゲの冷菜

最初から最後まで何かよくわからなかったが、なんとなく湯葉を巻いて煮しめたものらしい
噛み締めると含んだ汁が口の中に広がる

それさぁ・・・ サクッとね・・・
【 飲む前にやっといて 】
【 食べる前にヨロシク 】
お食事おあずけでローカルのスタッフさんたちに指示出しをする極悪非道の岩田クン・・・
ということではなく、
純粋に急ぎの仕事をこなしているスタッフさんたちを見守る岩田クン

えっ? 指差ししてるのは明らかに指示出しだろうって?
そりゃあなた、オイラがシャッターを切る時に
「岩田クン、ちょっと指差しして」と、演出入れたからですよ
ヤラセですよ、ヤ・ラ・セ

丹羽さん・佐藤さん・ボビーさん 蟹豆腐 芦蒿と豆製品の細切り炒め
【 [几/又]尾河[虫下]仁 】
【 蟹粉豆腐 】
【 芦蒿炒干絲 】
中華風カクテルシュリンプと言っていいのかなぁ
茹でた甘海老という感じのおつまみ感覚でいただくエビ
やや半生気味というところがエビの風味を活かしている

蟹豆腐は辛くない麻婆豆腐かにミソ入り・・・と言うか
豆腐入り上海蟹ミソスープ・・・と言うか、カニミソの濃厚な味が豆腐に絡まると
豆腐ってこんなにクドイ食べ物だっけ???
と思ってしまうほどに強い影響力を及ぼす

"芦蒿"という中国野菜は日本では馴染みが無いが、ヨモギの仲間らしい
特にクセはないがシャキシャキした歯ごたえでセリのような食感の野菜
ここでは細切り肉と一緒に炒め物として饗された

豚肉醤油煮込み 煮汁の染み込み具合がかなり(・∀・)イイ!感じ これは食べるしかないでしょう
【 外婆紅焼肉 】
【 味、染み染み 】
【 煮玉子 】
この店の看板料理が「外婆紅焼肉」と呼ばれる豚の煮込み
かなり煮詰めた角煮という感じだが、味はかなり濃い
角煮は好物なので大変美味しくいただいてしまったが、ちょっと御飯が欲しくなる

多分一緒に煮込まれたと思われる煮玉子も味が染み込み絶品
コンビニなんかでもおでんのように売られているお茶で煮た玉子はあんまり食指が動かないが
これだったら何個でもいけますぜ、旦那

煮込み白菜 恒例の巨大肉団子
【 白菜 】
【 巨大肉団子 】
煮込まれた野菜はスープの味が染み込んでいてやはりおいしい
日本人的には白菜というのが馴染みもあって嬉しい感じ

くどいようだが中国の肉団子はやはりデカイ
肉団子ということでイ○イのミートボールあたりを想像すると、その大きさにやはり驚く
ていうか、コレをミートボールと比較すること自体、肉団子に失礼だよなぁ・・・

川魚っぽい感じ 小骨がちょっと多す
【 尾頭付き 】
【 お取り分け 】
開き状態にさばかれた魚は・・・なんだっけ???
名前を失念してしまったが川魚っぽい雰囲気のお魚の尾頭付きであります
麹で漬け込んだ感じの下ごしらえが施され
干し椎茸を戻したものや金華ハムのスライスなんかもあしらわれ
おご馳走感漂う一品
少々小骨が多いので普段魚をあんまり食さない人はちょっと苦労するかも

ナマコ
【 乾しナマコの煮込み 】
中華高級食材として知られる乾しナマコ オイラ的な好みで言うと・・・ちょっと微妙な味わいというか、固有の味があまり感じられない
それでもコラーゲンたっぷりのナマコは美食界ではやはり珍重される逸品なのだろう
固有の味、ということでは海老の卵で作られたソースの味が強いので
海老味ナマコという感じだが、モチモチした食感を持ちながらも柔らかいナマコ本体は
噛み締めるほどに何を食べているのか良くわからない不思議な感覚を覚える

金華ハムと鶏のスープ 出汁ガラでも十分に美味しそう・・・ お上品にスープをいただく
【 火瞳老鶏湯 】
【 鶏と金華ハム 】
【 蘇北老鶏 】
鶏1羽を丸ごと放り込み金華ハムの塊を更に放り込む
その他野菜なんかもいろいろ入れてしっかり煮込まれたスープが美味しくない訳がない
お上品に取り分けられたスープをいただくと実に深い味わいなのだが
オイラ的には鍋に横たわる鶏と金華ハムが気になって仕方がない
それでもここまでかなりの勢いで飽食させていただいたので
多少の未練は感じながらもレンゲを置くのであった

Night Walk in Shanghai

HOWARD JOHNSON PLAZA HOTEL
【 古象大酒店 】
今回宿泊した"HOWARD JOHNSON PLAZA HOTEL"
繁華街にも近く、夜中にチョビット・・・というような時にも困らない
ライトアップされたホテル全景を眺めていると実際以上に(?)強そうに見える

夜の繁華街1 夜の繁華街2 夜の繁華街3
【 ホテル周辺の繁華街に灯るネオンの灯り 】
ホテルの前には公園があり、その公園の周りにはきらびやかなネオンが輝く繁華街が広がる
深夜になってもネオンは変わることなく、人通りも途切れることはない
小さな子供も歩いていたり、公園で遊んでいたりする


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