【JL791 / SAMURAI BLUE 2006】
夏の到来を感じさせる暑さが梅雨前線の停滞によりやや和んだかと思われた出国直前
出国当日窓の外を見ると・・・雨
暑い中駅に向かうのも積極的に良しとは思わないが、雨が降る中駅に向かうのは更によろしくない
最寄り駅まで濡れなければ京成1本で成田に行ける訳で、傘無しで出ようか・・・とも思ったが雨足はそんなに優しくはなかった
仕方なく折畳み傘をさして家を出、駅についてとりあえずゴロゴロバッグのサイドポケットに放り込む
よもや旅行用のゴロゴロバッグが雨露ごときで中身台無しになるとも思えない
向こうのホテルに着いたら部屋で傘を広げて乾せばいいや・・・ということで雨問題は解決
成田に着きチェックインカウンターに向かうが夏休み初日ということで比較的混雑状態
イミグレーションはどのカウンターも長蛇の列
成田着から小一時間ほどを要して出国手続きを済ませ出発ロビーへ向かう
窓から見える乗機JAL791便はSAMURAI BLUE 2006だった
雨に濡れるSAMURAI BLUE 2006、何とも象徴的な姿ではあった
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【 久光百貨に掲げられた大看板 】 |
【 ロビーエントランス 】 |
会場である上海そごうに到着
2階部分のロビーが会場となる訳だが、エントランスの上には昨年のイベント同様「ガンダム模型大賽2006」の大看板が掲げられている
アイキャッチには申し分ない看板ではあるが、日本でこれをやろうとするといくらかかるんだろう・・・
などとついついお仕事モードが蘇る中、エスカレーターで2階部分に上がっていく
ロビーのエントランス外からもイベントの様子が見える
ガンダム・イメージおねいさんの姿も見える・・・今回もイベントレポは充実ですよ!
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【 告知ボード 】 |
【 イベント会場入り口 】 |
ロビー内外に立てられている告知ボードにはイベントの概要が簡単に記されている
これはあくまでもイベントに来た人に向けたメニューということで、事前告知は販売店店頭にチラシの配布を行ったとのこと
海外イベントでは御馴染みとなったガンダムの立像が配された会場ゲート
さほど広い会場ではないもののゲートの作りはかなり立派である
さぁ、イベントで楽しむですよ!!
という意気込みのようなものも感じられるたたずまいではある
【 BAKUC上海予選応募作品展示コーナー 】
今回上海予選会では団体、個人の2部門
個人エントリーは更に年齢により3部門に分けられ計4部門での実施となっている
柱の周りを取り囲むように設置された展示台は4面それぞれに各部門の作品を置くようになっている
もっとも部門により応募作品数に多寡があるため実際には大まかな配置で作品が並べられていた
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【 BAKUC作品展示・少年組 】 |
【 BAKUC作品展示・青年組 】 |
少年組は15歳未満の参加者による部門で今回の応募は5点
青年組は15歳〜20歳未満の参加者による部門で今回の応募は25点
今迄は少年組(ジュニア部門)と高級組(オープン部門)という2部門での作品受付を行っていたが
今回はオープン部門を更に青年組と高級組に分ける形となった
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【 BAKUC作品展示・高級組 】 |
【 BAKUC作品展示・団体組 】 |
高級組は20歳以上の参加者による部門で36作品が寄せられた
今回から設けられた団体組は文字通りグループ参加による作品部門ということになる
既に香港のガンプラ王などではグループ参加は実施されているが、上海では初めてということで残念ながら2作品の応募にとどまった
【 見物する人たち 】
応募作品には多くの来場者が関心を寄せていた
勿論応募者自身が審査・入賞の行方を気にして来ているというのもあるのだが
デパートのロビーで行われている展示だけに通りすがりの人も足を止めて・・・という光景も目にすることが出来た
デジカメや携帯のカメラで作品を写真に収める人も多く
他人の作品をナマで見ることが出来る機会というのはやはり刺激になるのであろう
そんな刺激を是非とも次の機会に向け消化していただきたいものではある
ちなみに右の画像はコンテスト参加作品を見る人ではなく、下で紹介する展示のパノラマを眺める人たちだったりする
レイアウトの都合でとりあえずここに入れた次第
【 場内展示物関係 】
【 SEED DESTINYのディオラマって言うかパノラマ地上編 】
今回の展示で使用された2台のパノラマは昨年のイベントで飾られたものと同じ
ただ昨年はアクリルのカバーの中に置かれていて写真を撮る際にフラッシュを焚くと悲しい事になったり
普通に撮ってもカメラを向ける自分の姿が映りこんでこれまた悲しい事になったのだが
今回はカバーが外されていて写真撮り放題で(゚Д゚)ウマー
ワンコガンダムがジンを切り裂くの図はこのパノラマの中でも特に目を引く
他の展示やコンテスト応募作品にも見られるが
黄色・オレンジの吹き付けによりダメージ箇所を表現するというのは或る意味アニメ的表現ではあるが
焼けた瞬間を表現するというような場合には効果的に思える
【 SEEDのディオラマって言うかパノラマ宇宙編 】
ベース、背景に書き割りを使い空間にMSや隕石を配すという大胆な構成だが全体のまとまり具合も良く破綻が感じられない
たくさんのキットを使ってこのような情景を作る場合それぞれのMSに役割を持たせるような演出をしないと散漫になるが
個々のMSもしっかりと作られていてそれぞれが配役を上手く演じている
上の地上編パノラマのアニメ的表現を特化させたような爆発の表現は日本ではほとんどお目にかかることはない
火球にあたる部分と四散するMSのパーツを上手く組み合わせないと爆発したようには見えない訳で
火球そのものの形の出し方、パーツそのものの加工もある程度の計算が必要になる
"リアル"な表現ではないと思うが、食玩等のコレクションフィギュアのエフェクト表現で似たような表現も時々目にする
確かにアニメーションを見て作ればこういう風になるよなぁ・・・と妙に納得してしまう
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【 ホビー事業部商品展示 】 |
【 カプセル販売 】 |
昨年はMGシリーズ10周年ということもあり商品展示スペースも第2会場を使って行っていたが
今回は新製品を中心とした商品展示のみが行われた
新製品ということでガンプラ以外にもアフロ軍曹やアルティールなんかも飾られていた
こう言っては何だがケロロはともかくゼガペの認知度は甚だ微妙な気がするのだが・・・
ハイコンの展示はバンダイ上海の高さんの肝入りで行われたという話
今年北京に行った際に通訳としてお世話になった高さん、実はオタクマインドに溢れた青年で
ガンプラも買っていたのだそうだが最近は作る時間もなくハイコンを手にして以来惚れ込んでしまったらしい
「この魅力をみんなに知って欲しいんです」
という高さんの言葉はセールストークではなく純粋にハイコン同士が増えて欲しいという魂の叫びのようだ
【 よい子のプラモキャラバン 】
【 プラモキャラバン今年もやってます 】
数年前からやっているプラモキャラバン
一時期日本国内でもやっていたが海外でのガンプライベントではコーナー取りして現在も行われている
ガンプラへの接触機会をまず拡大しないことにはビジネスは難しいというのがその理由だが
ただイベントでやっていれば人が集まるかといえばそういうものでもない
上写真は後述するカワグチ老師の模型教室後の様子で
常設のスペースではないイベント会場でモチベーションを高めるきっかけがないと千客万来という訳にはいかないようだ
【 会場内ステージ 】
【 会期中様々な催しが行われる場内ステージ 】
店外大看板と同じストライクフリーダムガンダムの模型完成品を使ったアイキャッチを背景とした場内ステージでは
埋め込まれている液晶モニターで歴代ガンダムシリーズの紹介VTRが流され
会期中はゲームが行われたりガンダムおねいさんが写真撮影に応じたりと様々な用途に用いられる
カワグチ老師の模型教室やBAKUC予選会の表彰式もここで行われる
ゲーム?クイズ?
いまひとつ判然としないがガンダムおねいさんずの2人がステージ上で来場者と何やらやりとりしている
青いおねいさんはMC的な喋りも上手いらしくこの後もいろいろと頑張ってくださいました
ところでステージ背景に描かれたBAKUCという文字があしらわれた地球のマークが描かれている
BAKAC改めBAKUCとなったのを機会にBAKUCロゴを新たに作ったのだそうだが・・・
これ、ガンプライベントというのが全然伝わってこないんですが・・・どうなんでしょう???
さて、そのステージで2日間1時間づつ行ったカワグチ老師の模型教室
どんな具合だったのかというと・・・下の表記から覗いてみてくだされ
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【 物販コーナー 】
限定商品を含むガンダム関連商品が並ぶ出張店舗は今回も多くの買い物客さんで賑わっていた
皆が必ずしも限定品だけを目指しているのかというとそうでもないようで通常の流通商品を買う人の姿は予想以上に多い
中央と右画像を比べてもらうと開場直前と開場後の賑わいの様子が感じられるのではなかろうか