台湾電撃鋼弾模型王決定戦2006

【 第七回漫画博覧会 】

[ 7th Comic Exhibition 2006 ]

春の台北国際書展[Taipei International Book Exhibition]が書籍全般の見本市であるのに対し
漫画博覧会[Comic Exhibition]はその名の通りコミックスに特化したイベントとなっている
コミックス系のイベントというと米国サンディエゴのコミックコンベンション、香港のアニコンといった大型イベントを連想するが
規模的にはそれ程ではないものの来場者の勢いとイベント自体の活気は決して劣るものではない

ガンプラ王台湾大会は
中文版電撃ホビーマガジンを刊行し、同イベントにも出展している青文出版社のブースに隣接する形でブースが構えられ
青文スタッフさんたちの運営で行われている

ということで、審査、表彰、模型教室の合間を縫ってイベント会場をプラプラして来ました


Road to TAIPEI

関空出発
前日の日本橋GUNDAM'Sでのイベントを終え、初めてやって来た関西国際空港
空港についてみるとチェックインカウンターまで異常な列が伸びている
盆休みのタイミングだからしょーがねーか・・・と半ば諦め気味な気分で最後尾に並ぶ
ところが列が遅々として進まずまさに牛歩状態
20分ほど待ち、ようやく預け荷物のチェックのところまで来た

チケットを見せ荷物を通し通り抜けようとした時に空港職員のおねいさんから「荷物開けて貰えますか?」という声
缶スプレーやジッポオイルの類は今朝ホテルを出る時に自宅に宅配便で出してあるから引っかかるものはない筈なんだが・・・
と怪訝な思いで指示に従いゴロゴロバックを開ける

「これなんですか?」・・・接着剤です
「これなんですか?」・・・模型用の塗料です
「これなんですか?」・・・筆洗いです
「申し訳ありませんが機内には持ち込めませんので、お預かりさせていただきます」・・・(゚Д゚)ハァ?

いや、有機溶剤は確かにNGだけど今まで止められたことないっすよ・・・
全部取り上げられたら模型教室どーすんだよ・・・
しかも筆洗いはシリウスのブラシエイドだから有機溶剤じゃないし・・・

その後も続々と現れる工具類やガンプラ完成品におねいさんは怪訝な顔
既に鬱陶しくなっていて聞かれることにも「仕事道具です」としか答える気もなし
木で鼻をくくったような応対に(あくまでも俺印象)少々ムカついたので
「これどうしてダメなんですか?」とブラシエイドの蓋を開けおねいさんの鼻先に突きつける
溶剤ではないことを認識したおねいさん、「これは大丈夫です」とシラっと答える
ムキー!という気分で蓋を閉めなおしたのだがこの時力を入れすぎたのか蓋が破損・・・
憤懣やるかたない気分で「全部まとめて廃棄しといてください」と捨て台詞にもならない言葉を残し
廃棄同意書にサインをしてチェックインカウンターに向かう

預け荷物チェックを過ぎるとさっきまでの待ちが嘘のようにスムーズに列は流れていく
そうかぁ、イギリスで発覚したテロ未遂の影響がこんなところにも出ていたのかぁ
納得は出来るが気分は最悪

しかも機内に乗り込み出発を待つが待てど暮らせど動き出す気配もない
「只今おひとりのお客様の到着が遅れております。大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、今しばらくお待ち下さい。」
なにおぅ?!
結局乗機が滑走路へ移動し始めたのは定刻を遅れること35分

なんとも先行きが思いやられる旅立ちではあった

イベント会場へ

台北101
台北中正国際空港に到着してからはこともなく
ホテルにチェックインした後、イベント会場に向かう
会場のそばにそびえ立つのは地上508mの偉容を誇る"台北101"

チケット売り場 台北展演二館 受付
イベントが行われているのは台北国際書展と同じ台北展演二館
国際書展が全館を使って行われるのに対し漫画博覧会は施設の一部を使って・・・ということになる
もっとも国際書展でもコミックスに関しては同じような規模で同じ場所で行われているので
特に違和感はなく、勝手知ったるな気分ではある

日替りスケジュール 入場待ち
イベントは8月10〜15日の5日間の開催となっているが
各社各ブースではそれぞれにサイン会やトークショーといったイベントを用意しており、日替わりで様々な催しが行われる
建物の外には主だった催しの予定が掲げられ、短期間ながらリピーターはかなり多いものと思われる

第七回漫画博覧会 [ 7th Comic Exhibition 2006 ]

場内はかなりの混雑 人波を掻き分けつつ・・・ 場内には2箇所のステージ
場内に入ると通路は既に大混雑で、人を避けて歩くのもままならず、ほとんど肩をぶつけ合いながらの移動となる
大小さまざまなブースでは物販から展示、ブース内ステージでの様々な催しが行われ、市場のような活気に溢れている

場内には2箇所のミニステージがあり、ガンプラ王の表彰式や模型教室もそのひとつで行われるのだが
通りかかった時はステージの出し物の入れ替えのタイミングでステージの背景の張替えが行われている
この背景がポケモンの絵で、ゲストとして松本梨香さんが来場しており、その歌声を披露されていたらしい

青文出版社ブース カエルが並ぶ ガッシュの文様
【 青文出版社 】
刊行物の展示販売が行われている青文出版社ブース
関連キャラクターのグッズ展示なども行われているが、青文でもケロロが扱われているようで
ガラスケースにはぬいぐるみが並んでいる
キャラクターMDの仕切りに関してはコミックス、映像、ビデオグラム販売、グッズ等々
扱いにより各社が権利を取得しているため旬のキャラクターに関してはどこのブースに行っても見かけるというような状況がある

台湾角川ブース お馴染みのキャラクターが並ぶ
【 台湾角川 】
日本でもお馴染みのキャラクターを多数要した台湾角川
ブース壁面には大きなパネル状態でケロロや月詠なんかが並んでいる
メイドスタイルのおねいさんがレジで応対 多くの買い物客さん メイドスタイルのおねいさんがレジで対応
台湾角川ではメイドスタイルのおねいさんがブースでお客様に応対しているのだが
出口左右に設けられた2台のレジにもそれぞれメイドスタイルのおねいさんがついてお客様の応対をする

NARUTO BLEACH クレヨンしんちゃん
【 東立出版社 】
NARUTO、BLEACH、クレヨンしんちゃんといった人気キャラを前面に立てた東立出版
扱いキャラクターの傾向からか女性来場者の姿が目に付く
ブース内ステージ ガンダム・イメージおねいさんじゃん 投げるのかぁ・・・
東立に限らず各社各ブースともブース内にミニステージを設けており
キャラクター紹介や販促物の配布なんかを行っている

東立のステージに立っているおねいさん、どっかで見たことあるなぁ・・・と思っていたら
以前ガンダム・イメージ・ガールのおねいさんだとのこと
前見た時にはちちゃーい子の雰囲気だったんだけどねぇ

ステージの周りは黒山の人だかり状態なのだが、件のおねいさん販促物をバラ撒くように投げている
これも東立だけではなく、どこのブースでも似たような光景が見られるのだが
俺たち的には奇異に見える

長鴻ブース 女性客の姿を多く目にする ここでもありました、落書きボード
【 長鴻 】
女性向けコミックスが強い出版社なのだろうか、ブースの造りもピンクが多用されている長鴻ブース
国際書展でも見られたがブース壁面を使った落書きボードが今回も設置され
玉石混合状態ではあるが来場者が思い思いに絵を描き付けている
オリジナルコンテンツ オリジナルコンテンツ ICHIGO 100%とシュガシュガルーン
自社オリジナルコンテンツということになるのであろうが作家さんを前面に立てたブース壁面
「長鴻COMICS台湾の星」という日本語表記が為されているが、これは日本の出版関係者へのアピールなのだろうか?
いちご100%、シュガシュガルーンといった長鴻扱いの日本キャラクターの紹介もされている

曼迪傳播 カエルと遊ぼう こちらも大盛況
【 曼迪傳播 [mightymedia] 】
ビデオパッケージを扱うマイティメディア社ではケロロ、ハチクロ、NARUTO、うえきといったタイトルが並ぶ
ブース内ステージではケロロ軍曹の紹介イベントが行われ大型モニターで繰り返し上映されている

群英社 NANAイチ押し 怪しいブース
【 群英社 [Top-Insight] 】
トップ・インサイト社のイチ押しは"NANA"
ブースの大半を使って二人の部屋を再現・・・という感じなのだが、もう少し頑張ろう
ナナとハチに扮するおねいさんはそれなりなのだが、ナナの方はちょっと疲れたような雰囲気だったりする
記念写真 抽選・・・かなぁ? 微妙な雰囲気
読者抽選なのだろうか、時折来場者が部屋に入り記念写真を撮っている光景を目にした
それを外から眺めているのも不思議な感じではある

ところでブース前面には鬱陶しいテープが鉄格子のようにぶら下がっているのだが
どうやらこれは写真撮影ブロックの役目を果たしているらしい
フラッシュを焚くとテープに光が反射するらしく怪しさがまた一段と醸し出される
ナナ ふたり ハチ
ナナタソもハチタソも別にここに住み込んでいる訳ではなく
会期中ずっと見世物状態になっているという訳ではないのだが
それでも休憩を取りながら入れ替わり立ち代り、ある時は二人揃ってという具合にこの部屋に詰めているというのはかなり疲れそうだ

ギターを抱えたりマニキュアを塗ったりしながら時間をもてあましている雰囲気が見ている方に伝わってしまうのはどうなんだろう
時間を決めて寸劇するなり、来場者とのコミュニケーションを図るなり、もう少し考えてあげればいいのに・・・
と他人事ながらお二人さんが不憫に思えてしまったよ
着ぐるみ? こちらもバラ撒き ガッシュonステージ
微妙な感じの着ぐるみさんたちはガッシュベル様御一行
ブースの前で来場者に愛想を振りまいたりブース内ステージイベントで壇上に上がったりと大忙し
ステージの方で進行を務めるおねいさんもウサ耳をつけて少々怪しい感じだが
ここでも販促物が鯉の餌やりの如くバラ撒かれる
ふたご姫・・・デカッ ふたご姫 頭重そうです
"ふしぎ星のふたご姫"も台湾では群英社がDVD販売を行っておりステージ上でミニイベントが行われていた
着ぐるみさんの頭はかなり大きくスカートのフレアも広がっているので
進行のおねいさん2人とふたご姫さんたちがステージに上がるとかなり狭そうに見える
俺的には向かって右のおねいさんが(・∀・)イイ! 子供達・・・いますか? 欲しい人ぉぉぉ〜!
ここでもバラ撒きが行われるのだが子供の姿はあまり見られないように思える
まぁ、貰えるものは何でも貰うというのが人間の本性というものではありますな

こういうイベントでおねいさんの写真撮って喜んでるオイラもオイラなんだけどね・・・
ちなみに向かって右側の進行のおねいさんはちょっとオイラ好みだったりする

尖端出版 お会計中 おねいさんず
【 尖端出版 [SHARP POINT] 】
台湾でカードゲームのガンダムウォーズを販売しているシャープポイント社ではあるが
本業はもちろん出版業ということでブースでも自社刊行物の販売が行われている
自社のサイトではオンライン販売も行っており、会場にも端末を設置し告知活動を行っていた(多分)
日本の作品ではモーニング系の作品を多く取り扱っていて、かわぐちかいじの作品、クッキングパパなんかも中文版にて刊行されているらしい

木綿花 メインカラーも焼きたて!!ジャぱん ブースの造作も焼きたて!!ジャぱん
【 木綿花 [MUSE] 】
どういう訳かミューズのイチ押しは"焼きたて!!ジャぱん"
これでもかぁ!というようなブースの造りには圧倒されてしまう・・・んだけど、何故"焼きたて!!ジャぱん"???
おねいさんも焼きたて!!ジャぱん スタッフさん、み〜んな焼きたて!!ジャぱん
ブースの造作だけではなく、スタッフさんたちも全員が焼きたて!!ジャぱんモード
基本がパン食の国とは思えないし、何故そんなに・・・
ステージ ステージ
ミューズのステージの背景にもジャぱんのPOPが貼り付けられているのだが
さすがに扱いキャラクターはジャぱんだけではないようで
ステージイベントを行うおねいさんはジャぱんモードではなかった
パンでも投げるのかと思ったがさすがにそれはなかった様子
これって焼きたてでは・・・ 重谷さん、何を発見? ココハ、ゴミオキバデスカ?
ブースの一角にパンを飾ってあるところがあった
現代美術?とも思いにくい不思議なオブジェと化したパン
DHMのカメラマン重谷さんがイヤ〜な顔をしているのでそばによってよく見てみると・・・
焼きたてどころか、パンはカリカリに乾燥し切っていて折れた破片が下に落っこちていたり粉々になっていて悲惨な状態
しかも、飲み残しのカップまで放置されてるし・・・

ワンピース パンダーZ ちびまる子さん
小規模ブースの寄り合い所帯のような一角では大手出展社に抗するように各社が扱っている日本キャラクターを前面に打ち出している
中華圏ではパンダーZが人気のようで香港同様台湾でもピンキャラとして来場者に相対している

ANIMAX お配り隊のおねいさん キャラクターコスチュームを纏い
【 ANIMAX 】
ANIMAXブースでは映像作品の上映と
ブース内ステージでおねいさんたちのコスショーが行われていた
こちらのブースでも販促物のお配りが行われていたが、いかにもコンパニオン風なおねいさんたちの起用が目を惹く

アニメイト グッズ系展示販売 プリキュアさん
【 アニメイト 】
【 プリキュアさん 】
作品だけではなくグッズ系も普通に流通している台湾アニメ市場
"animate"はあのアニメイトさんで台湾にも出店しているとのこと
扱い商材は基本的には日本国内ショップと変わらない感じ

キャラクターグッズ系ということではプリキュアさんで1ブース
映像を流しながら女玩系商材が展示されておりました

ローゼンメイデン キャラクターの嗜好は DVD販売
ローゼンメイデンなんかも結構人気らしく、ブースのコンパニオンさんなのかコスチュームを纏ったおねいさんたちが来場者をお迎えする
キャラクターデザインの嗜好は日本国内と然程変わらず
台湾オリジナルキャラクターも聞いてみないと判らないくらい差がない

場内では出版各社や映像販売各社が展示だけではなく物販も行っているのだが
大手販売店なのだろうか、純粋にビデオグラムのみの販売を行っているブースもある
ハルヒさんなんかはやっぱり旬キャラのようではある

フィギュア系販売ブース プライズもあり
物販ということではコトブキヤ、MAX FACTORYなんかのフィギュア系商材を販売しているブースもある
プライズ、カプセルトイの手売りも行われていて、この辺は市内マニアショップの店頭と絵柄的には全く変わらない

落書きコーナー 結構上手い 玉石混合
落書きコーナーということでは先述の長鴻ブースでも触れたが
場内にはイベント運営側が用意した落書きコーナーもあり、やはりハイティーンくらいの女性を中心に多くの来場者が思い思いの画を描いている
玉石混合な印象を受けるが、上手い人は確かに上手い
下書き無しでこれだけ描ければ十分というものでしょう

会場で見かけたおねいさん

ということで既出のおねいさんも含め、以下に会場で見かけたおねいさんずの画像をご紹介
偏りありで恐縮であります
群英社のおねいさん 台湾角川のメイドさん 東立の元ガンダム・イメージ・おねいさん
[ 左:群英社のふたご姫ステージの進行のおねいさん / 中:台湾角川のメイドさん / 右:東立の元ガンダム・イメージ・ガールさん ]
台湾角川ではブース内のおねいさんはレジだけではなく基本的にメイドさんスタイルで来場者をお出迎え
台北市内にはメイド喫茶も出来たようで萌え市民権は着実に広がりつつある・・・らしい

ローゼンおねいさん1 ローゼンおねいさん2
[ ローゼンメイデンのおねいさんず ]
ローゼンのブースでは真紅だけではなく水銀燈や翠星石さんなんかもいらっしゃった
もしかしたらローゼンメイデンシリーズの全ドールさんがいたのかもしれませぬ

ハチ ANIMAXおねいさん@ステージ ANIMAXおねいさん@お配り隊
[ 左:NANAの奈々 / 中:ANIMAXおねいさん@ステージ / 右:ANIMAXおねいさん@お配り隊 ]
群英社のNANA部屋から休憩に出てきたハチさんに遭遇、その場でお写真ゲトです
少々お疲れのようで表情もやや曇りがちですがカメラの放列には笑顔を向ける

ANIMAXおねいさんはステージだけではなくブースの外でお配りに就いているおねいさんもいた
多数の来場者の行き交う通路での撮影はなかなか難しいところではあったが
タイミングを見計らってとりあえずゲト


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