【 いざ! 】
会食ということでT&W社のエライ人がとっておきの店を用意しておいてくれたのだろう
建物の外観からして既に強そうである
周りはあまり照明も無く、車に乗せられ連れて来られたために街中なのか郊外なのかもわからないが
雰囲気的には住宅街の中にある隠れ家的なレストランといった風合いではある
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【 田鰻の前菜 】 |
【 豆腐と筍の煮込み 】 |
まずは前菜から
上海料理では田鰻はよく使われる食材であるとのこと
生きた姿を見たことが無いのでよく判らないがドジョウみたいなものなんだろうか???
煮込まれた田鰻は骨も一緒に食べてよし
ハチノスか?と思ってみていると同席していた方が豆腐だと教えてくれた
口にしてみると豆腐と言うよりは湯葉のような感じ
やっぱりどう見ても、どうたべても豆腐のようには思えないんだがなぁ・・・
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【 小魚の南蛮漬け風 】 |
【 ゆで鳥の冷製 】 |
【 蟹肉の寒天よせ 】 |
魚の種類はわからないが、酸っぱくない南蛮漬けという感じで揚げた魚を漬け込んだもの
これもマルッと骨までいけてしまいます
前菜定番の"家郷咸鶏"は、さぁ、中華食うぞ!という気分を高めてくれる
結構骨が多いのだが、それもまた味わいというところだろう
"蟹肉の寒天よせ"は、にこごりほど味がしっかり付いているわけではなく
比較的淡白な味わいなのでこれは専用のタレをかけていただく
【 北京ダック 】
昨晩いただいた北京ダックは包餅に包んでいただくタイプだったが
こちらでは中国ナンにはさんでいただくタイプ
ふんわりとした中国ナンがダックの油と甜麺醤を吸ってこれはこれで美味い
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【 ガルーパの蒸し物 】 |
【 豚肉団子スープ 】 |
【 白菜の煮込み 】 |
おもてなし料理の代名詞"清蒸石斑"
頭の部分を主賓に配すという食習慣については以前のレポでも記したことがあるが、やはり醤油ベースの汁( ゚д゚)ウマー
肉団子スープと書くと有り難味が一気に無くなるのだが
直径7〜8cmもあろうかという肉団子はもはやハンバーグの域
金華火腿を使ったスープにも肉団子から肉汁が溶け込み、これぞ濃厚という味わい
白菜の煮込みにも金華火腿が使われていて、白菜にスープが滲み込み
白菜を食しているのかスープを味わっているのか一瞬判らなくなってしまいそうな一品ではある
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【 牛肉細切り炒め 】 |
【 ロブスターのチーズがけ 】 |
【 小龍包 】 |
素直にチンジャオロースーと書けばいいのだが(以下略
中華でチーズというのに違和感を感じる人もいるかもしれない
オイラも以前はそうだったのだが、前に香港で死ぬほど美味い"芝士龍蝦"を食べさせてくれるという店に
バンダイ香港のエライ人に連れて行ってもらって以来、違和感なんかその辺のドブに捨ててしまえ
という気分で"芝士龍蝦"に向き合うようになった
機会があればこれは是非一度賞味していただきたい中華ではある
そろそろ宴たけなわではございますが・・・というタイミングで出てきた小龍包
アルコールへの欲求は既におさまり、皆中国茶をすすっているタイミングで来るというのは
特に狙った訳でもなかろうが実にいいタイミングだった
飲茶を楽しむまったり空気感で宴席は締めくくられた
【 ばねぞうと岩田くん 】
昨年香港のダニエル社を退職したと聞いていたバネット君が先ごろ復職したらしい
なんだ、おまいも出戻りかぁ・・・と軽口を叩きながら互いに再会を祝したのだが
現在はToys & Wonder社のアシストということで中国本土でのガンプラ販売に関わっているという
これからも折に触れ一緒に仕事する機会もあるんだろうなぁ・・・ちょっと嬉しいかも
鷺 鷺 酒 家( 昼食 )
表彰式を前に会場近くで昼食をいただく
T&W社、バンダイ上海スタッフ、ダニエル社のバネットくん、バンダイ香港の岩田くん、ホビー事業部のエライ人
審査員で来てもらった香港モデラー梁氏らとともにテーブルを囲む
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【 中国風おしぼり 】 |
【 揚げスペアリブの黒酢煮込み 】 |
【 剥きエビの塩炒め 】 |
上海滞在中、どのレストランに行っても写真のような袋がテーブルに置かれていた
袋を開けると不織布製のおしぼりが入っている
各店それぞれに発注しているのであろう、袋には店名が記されている
前菜にしておくにはいささかもったいなくも思える
しっかりとした一品料理としての存在感を持ったスペアリブ
見た感じかなりコッテリな印象を受けるが・・・実際コッテリ
プリプリの剥きエビはやっぱり( ゚д゚)ウマー
スペアリブがコッテリ・シッカリなだけにシンプルな海老の旨みが感じられてなかなか良い
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【 豚軟骨の煮込み 】 |
【 牛肉の唐辛子煮込み 】 |
【 牛肉ときのこ沙茶醤炒め 】 |
とろみのあるスープの表面に顔を出しているのが豚の軟骨
食感はグミのようで少しモッチリとした感じ
味は薄味で濃い味の中華料理に慣れた舌にはちょっとパンチが弱く感じられる
牛肉を山椒と唐辛子で煮込んだ四川料理の"水煮牛肉"は確かに辛い
不用意に口に含むと熱さと辛さが気管に入り込みむせてしまうが、辛いもの探検隊的には美味しい辛さは大歓迎
辛いもの苦手な人は避けて通った方が良さそうだ
沙茶醤というのはあまり馴染みのない調味料だが、中華バーベキューソースということらしい
調べてみると干し海老とカレイをベースに大蒜、エシャロット、唐辛子なんかの香味野菜を加えて作られた台湾産のピリ辛ソースなんだそうだ
四川料理なんかでも使われる調味料らしく、それとは知らずに今までも口にしていたかもしれない
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【 炒麺 】 |
【 ピータンと青菜の炒め物 】 |
【 鳩のロースト 】 |
細麺、太麺、幅広麺等々、中華麺には山ほど種類がある
ここで出てきた炒麺は、味付けはいわゆる炒麺なのだが、コシが強い細めのパスタのような印象を受ける見た目ではある
正直なところ個人的にはピータンはあまり得意分野ではないのだが
こんな感じで出てくるとあまり抵抗なくいただけてしまう
そういう意味では昔は台湾パセリなどという呼び方をして
絶対食べたくなかった香菜も気が付くと全く平気になってしまったことを思うと
平気でピータンが食べられるようになる時が来るのかも知れんなぁ
見た目の生々しさに引いてしまう人も少なくないと聞く"焼乳鴿"
まぁ、確かに原形が容易に想像できてしまうだけに苦手な人は徹底してダメなんだろうが、食べると美味しいと思うぞ
骨が多くて食べるところは少ない気もするが鶏とは違った味わいは俺的には全然オケー
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【 蒸しヒラメ 】 |
【 中華チヂミ 】 |
【 野菜と中華餅の炒め物 】 |
かなり油っこそうにみえる蒸しヒラメ
薬味としてネギが載せられているが、香菜に比べるとやはりクセは無い
白身魚の淡白さもあって見た目ほどにはしつこくない
これも正式名称は判らないが、表面にびっしり敷き詰められたゴマの下には韓国のチヂミのような粉モノがある
食べた感じも中華チヂミという感じではある
最初は貝柱か?とも思えたが、食べてみると中華餅(ネンコー)だった
日本の餅というよりは白玉とか韓国のトックなんかに近い食感かなぁ・・・
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【 小龍包 】 |
【 鳥スープ 】 |
こちらの小龍包は皮がやや厚めな感じでモッチリした食感があった
好みは分かれるかもしれないが、俺的には皮は薄めの方がいいかなぁ・・・
しかし、皮が薄めだと冷めるのが早いのに対し、皮が厚いと小龍包のポイントの一つである熱々が持続するというメリットもある
小龍包はやっぱりたこ焼きみたいにハフハフ言いながら食べるのがいいよなぁ
上海滞在中にどれくらい鳥スープを飲んだのだろう?
ほとんど毎食いただいていたような錯覚を覚える
それでも飽きることは無いから不思議だ
日本食の味噌汁のような位置づけなのかなぁ・・・
【 さぁ、この後は表彰式です 】
昼食と思えぬ品数としっかりした中華料理を堪能した後は表彰式です
写真は左からカワグチ老師、ホビー事業部のエライ人山崎氏、T&W社のエライ人Lingang氏
ちなみにこの3人の中で一番若い人はリンガンさんらしい・・・ホントカ?
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