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【 丸林魯肉飯 】 |
【 誇らしげな大きな看板 】 |
【 満員御礼の余波 】 |
魯肉飯作って40年というご主人が営む台北の有名店「丸林魯肉飯」
昼飯時は観光客、台北市民さんでごった返し予約もままならぬ賑わいで
我々一行も「とにかく行ってみないとわからん」ということでお店にやって来ました
待つこと暫し、テーブルに案内された我々一行が目にしたものは・・・
8人くらい座れるテーブルに一人、母親に煽られながらご飯をかき込むおにゃの子の姿
お店の人に「次のお客さんが待ってるから急いでね」と言われたのか、我々を気にしながら忙しなく箸を動かしている
そんなに慌てなくてもいいよぉ、という気持ちを抱きつつ、おにゃの子にプレッシャーをかけないように
テーブルに背を向けメニュー選びをする我々、傍から見るとどう見ても変な一団にしか見えないのだが
食べ終えた親子が足早に店を出るのを見送りテーブルに向き直ると大きなテーブルにお茶碗と紙ナプキン
嗚呼、何だか俺たちが追い出したみたいで心苦しいよなぁ・・・
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【 空芯菜炒め物 】 |
【 伝説の魯肉飯 】 |
【 豚肉の揚げ物 】 |
メインはあくまでも"魯肉飯"
なんだけど、やっぱりオカズは欲しいでしょう、ということで、とてもお昼御飯的な食事風景が繰り広げられる
それにしても、美味しいよママン・・・
帰国後調べたところでは化学調味料は使わず豚ひき肉を煮込む時に隠し味として漢方薬を使い
仕込から出来上がりまでは3日を要するとのこと
台湾屋台ではどこでも目にする魯肉飯ではあるが40年の伝統は伊達じゃない、ということか
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【 これ、何スープだっけ? 】 |
【 豚の血入りピリ辛鍋 】 |
中華料理に"火鍋"というのがある
鍋を半分に仕切り、さっぱりとした白いスープと激辛の赤いスープをひと鍋で2度楽しむというもの
中身は全く違うのだがこうして紅白のスープと言うか鍋が並ぶと火鍋をセパレートしたように思える
中身は全く違うとはいうものの、白いスープはしっかりした味わいながらさっぱりした口あたりで
赤い方は間違いなく辛い
日本ではあまり「豚の血」を使う料理にはお目にかからないが
台湾ではポピュラーな食材として使用されているらしい
鍋の中に見えるレバーのような物体がそれで、液状の血を使う訳ではない
味はどうよ?と問われると辛さだけが印象に残っているが、生臭さとか特有の味わいというのはあまり感じない
さて、丸林魯肉飯では冒頭に記したおにゃの子追い出しの一件とは別に
旧軍の御老輩御一行様との遭遇という何とも微妙な出来事もあったのだが
そのくだりは11/27付けの日記に詳細を記したので改めては触れないでおこう・・・
世界のてっぺんでアイスを食う
昼食後、市場視察の途中で「台北101」へ行く
地上101階、高さ508mの超高層ビルは現在世界で一番高い建物として有名な観光スポットでもある
展望台のある89階(382.2m)まで37秒で昇るというエレベーターも呼び物のひとつとなっている
展望台ではお土産品の買い物や喫茶が出来るのだが、ここでいただくアイスクリームはなかなかに美味い
アイスを手にご満悦なのは既に当レポでも度々登場してもらっている営業氏とBTWのローカルスタッフ氏
このローカルスタッフ氏がほぼ完璧に日本語を解する上に様々な雑学的知識の宝庫とも言える人材で
通訳としてだけではなく市場視察中にはガイドとしても我々を助けてくれた
雲南料理のお店「人和園雲南菜」
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【 人和園雲南菜 】 |
【 グリーンピースのスープ 】 |
中華料理の中でも素材の味を大事にすると言われる雲南料理
台北では雲南料理の店はあまり多くないとのことだが、BTWオフィスに近い「人和園雲南菜」で夕食をいただく
最初に出てきたのはグリーンピースのスープ
鳥スープの表面を覆うように浮いた小さなグリーンピースが色鮮やかで印象的な一品
滋養に良さそうな優しい味わいのスープで、食欲を増進させる
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【 麻婆豆腐 】 |
【 千切りシイタケの炒め物 】 |
【 中華風もちの炒め物 】 |
"麻婆豆腐"は本場四川の山椒効きまくりのものに比べるとかなり食べやすい
辛いモノ探検隊的にはもう少し辛くてもいいかなとも思えるが、宴席の一品ということでは十分に美味しい
小魚花生に匹敵するほどのビールの友"千切りシイタケの炒め物"
「えぇ?しいたけぇ?」と、菌糸系の苦手な人は思うかもしれないが、これは食べられるんじゃないかなぁ
適度な塩味が効いていてついつい御代わりが欲しくなる
"中華餅"は上海料理などに見られるもので、韓国餅トックによく似た餅と言うよりも白玉のようなヤツ
モチモチした食感は確かに餅・・・と言うか団子と言うか
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【 ベーコンとネギの炒め物 】 |
【 ジャガイモの千切りパイ 】 |
【 雲南きのことアスパラの炒め物 】 |
素材の味どぉじゃぁ!という勢いを感じる"ベーコンとネギの炒め物"
ネギのシャキシャキとした食感とベーコンのスモークの強い香りがよろしい
料理の盛り付けでイモで作った食べられる器に遭遇したことはないだろうか
メインの料理よりも案外こちらの方が美味しかった、これ、一品料理で欲しいよなぁ・・・
という人には、まさにその夢がかないましたな一品が「ジャガイモの千切りパイ」
マクドナルドのフライドポテトのカリカリのヤツを集めて固めたと記せばイメージが伝わるだろうか
雲南きのこというのは初めましてな食材だが
特に癖があるわけではなく普通の炒め物として美味しくいただける
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【 炒飯 】 |
【 茄子の味噌煮込み? 】 |
茄子をおかずに炒飯をいただいていると、なんだか懐かしい晩御飯の風景を連想してしまいます
それほどに茄子の味噌煮込みは日本人の味覚に違和感無く溶け込んでくる
雲南省の方々(タイ国境に近い中国深部)はトマトや茄子といった野菜を多く召し上がっているらしく
雲南料理はいわゆる中華料理とは明らかに一線を画すような気がする
店数は多くないものの、台北での雲南料理の人気は高いらしいが、台湾、雲南、日本人の味的な嗜好は近いのかもしれない
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