模型亞洲盃挑戰賽2005
(2005 Bandai Action Kits Asia Cup)

【 TAIPEI DISHES 】

今年3回目になる台湾
BTW(BANDAI TAIWAN)の担当氏も今回は今迄と趣向を変えての宴席を用意してくれていた
いろいろな食事だけでなく、いろいろな人と出会えた今回の台湾行
実に楽しい出張ではありました


台湾キャラクターファンとの会食

日式居酒屋 DOZO 宴席の様子 変わったピッチャー
【 日式居酒屋 DOZO 】
【 宴席 】
【 風変わりなピッチャー 】
台湾初日の夜は台湾のキャラクターファンの方々との会食となった
BTWスタッフ氏が台湾のコミケで知り合ったという方々なのだが決して合コンではない
同人作家さん、レイヤーさんと日本のアニメやゲームが好きというお嬢さん方に囲まれ、一風変わった宴席となった

そんな中でBTWスタッフ氏の友人(台湾人男性)氏は唯一の全くの普通の人
て言うか「おまい、日本人だろう!」という突っ込みを入れたくなるほどの御仁
それでも宴席は延々とディスティニー談義に花が咲く状態ではあった

焼きおにぎり、いかがですかぁ? コードネーム:カガリ
【 焼きおにぎり、いかがですかぁ? 】
【 コードネーム:カガリ 】
"鰹節乗せ焼きおにぎり"を手にしたおねいさんは台湾のコミケで今回同席された同人作家女史の売り子さんも勤めるレイヤーさん
このおねいさんがまた日本のアニメ事情に詳しく、2ちゃんなんかも見ているのだろう、ふとした会話に既視感を覚える
SEED、Destinyともにしっかり御覧になっているおねいさんはキラ属性とのことだが
おまいもホントは日本人だろう?!とばかりに、台湾にいることを忘れてしまいそうな勢いだった

記念写真
【 記念写真 】
ひとしきり盛り上がった後に店を後にする
店の前で記念写真は合コン定番(だからぁ、違うって!)
宴席終盤は台湾にはアニソンが歌いまくれる場所がない!というおねいさんずの魂の叫びで締められた
いや、やっぱり不思議な体験だったよ

Tiffaco嬢 かがりんの弟クン かがりん
オマケ的写真ではあるが、BAKACの表彰式には同人作家女史やかがりんが遊びに来てくれた
かがりんの弟氏(写真中央)はガンプラ好きということでカワグチ氏の事もご存知だったとのこと
いや、ありがたい限りではあります

ということで、リンク部屋にも張らせてもらってるのですがここでも同人作家女史のサイトをご紹介しときます


昼食は鼎泰豊へGO!

初鼎泰豊を記念して お客をさばくおねいさん 注文検討中
【 営業氏初鼎泰豊記念 】
【 店頭でお客さんをさばくおねいさんず 】
【 注文検討中 】
営業氏にとっては初挑戦となる鼎泰豊
アテンドしてくれたBTWスタッフ氏によるといろんなお店を回ってもやはり小籠包を食べるならここですよ、とのこと
店の前には長蛇の列、さすが世界の名店だけのことはある

店内の状況を確認しながら長蛇の列をさばいていくお店のおねいさん
何の意味があるのか良くわからないがタイトのミニスカを御着用
勿論店内のおねいさんたちも同様のスタイルなのだが、老若体系を問わずというのは何となく某ファミレスを連想させる

入店待ちの間におねいさんに渡されたメニューシートに注文を書き込んでいく
店内発注も可なのだが、入店前に渡しておくと席についてすぐに注文の品が卓に並ぶ
混み合う店内を考えると効率的ではある

酸辣湯 元(中皿)鶏湯
【 酸辣湯 】
【 鳥スープ 】
程よい辛味と酸味が効いた具沢山のスープ"酸辣湯"
よく煮込まれたブツ切りの鳥が上手い生姜風味の"鳥スープ"
最初に出てくるスープを頂くと嫌が上でも食欲が刺激される
それぞれに一品モノの料理としても申し分ないお味ではある

小籠包 蟹粉小籠 香茹素餃
【 小籠包 】
【 蟹みそ入り小籠包 】
【 しいたけ入り野菜餃子 】
申し訳ないが日本にある支店の味とはやはり違うと思うよ、ここの小籠包は
小籠包と言うと、食べ急いでやけどに注意、とはよく言われるが、鼎泰豊の小籠包は皮が薄く
表面から肉汁が透けて見えるほどで冷めるのも比較的早い
ここはやはりたこ焼きを頂く時の気分を思い出しアツアツをハフハフしながら頂くのが宜しかろう

蟹みそ入りも以下同文だが、味、香りともにスタンダードとは全く違った味わい
蟹みそ入りと聞くと、味的にくどいイメージもあるが、これなら苦手な人も無問題なんではなかろうか

小籠包に比べ、厚めの皮で包まれた野菜餃子はおかず餃子的な感じでしいたけの歯ざわりも独特な感じ
肉系の点心の合間に頂くとさっぱりした味わいでなかなか宜しい

炒青菜 蛋炒飯
【 野菜炒め 】
【 玉子チャーハン 】
シャキシャキした歯ごたえの野菜炒めは箸休めに良い
炒飯もいわゆる黄金の炒飯状態で米粒がツヤツヤしている
俺たち的には鼎泰豊の炒飯は隠れた名品という位置付けになっている

豆沙小包 八寶飯
【 餡入り小籠包 】
【 中国風お米のプディング 】
デザートには餡入り小籠包とハッポー飯
カワグチ初台湾のおり、目の前に出てきたハッポー飯に"異国に来ました感"を強く感じたということで
初台湾の営業氏にもその感慨を味わって欲しい、という親心での発注ではある
て言うか、日本人的には箸をつけるのに一瞬躊躇するアイテムを他人にも押し付けてみたいという気分というのが正解だったりする
でもこれっておめでたい席に出されるデザートだと聞くし、見た目ほどは甘くなく
もち米で固められたドーム表面の丸いものは豆
ドームを割ると中に餡が入っていて、まさに逆おはぎ状態
おはぎが食べられる人であれば何の問題もなく頂けるアイテムだったりする

鳥スープをいただく 小籠包をいただく 八寶飯をいただく
【 鳥スープを頂くの図 】
【 小籠包を頂くの図 】
【 八寶飯を頂くの図 】
さて、初鼎泰豊を満喫中の営業氏
中でも蟹みそ入り小籠包にはいたく感激していた様子
おそらく心の中では随喜の涙を流し、気分は金城武、或いは志村けんになっていたであろうことは想像に難くない


お茶を頂く

茶芸館
【 茶芸館・徳也茶喫 】
台湾観光CMなどでも紹介される台湾の喫茶風景
ロケーション的には少々わかりにくい所にある"徳也茶喫"ではあるが、静かで趣のある風情が良い

店長さん手ずから お作法に従い
【 店長さんの指導 】
【 お作法に従い頂く 】
せっかくなのでお作法に従いお茶を頂く
といってもそんなに堅苦しくは無いのだが、心静かにお茶の香りを楽しみ風味を味わうのもまた風流なり

包種茶凍 仙(木査)餅 名前なんだっけ? 驢打滾
【 お茶のゼリー 】
【 山査子(さんざし)羊羹 】
【 お茶餡入り餅 】
【 ナツメ餡入り餅 】
お茶と一緒にいただくお菓子がまたよろしい
いずれも宮中菓子と称されるものだが全体に控えめな味わいでお茶菓子としてはこのうえなし
特に山査子羊羹などは微かな甘さと程よい酸味でなかなかにお上品な味わいなんだねぇ


AOBAでいただくTraditional Taiwanese Cuisine

小魚花生 涼拌耳絲
【 チリメンジャコピーナツ和え 】
【 冷製豚の耳細切り辛味 】
鼎泰豊同様に、このところ台湾に訪れた際に案内していただくAoba
ちょっとした会食といった際には店内も小奇麗で料理も美味しい
最初にオーダーする"チリメンジャコピーナツ和え"は、我々的にはおつまみ定番ともなっている
ビールに合うことこのうえなしで、日本でなかなかお目にかかれないのが残念な一品
豚耳もコリコリした食感で会話を楽しみながらいただくメニューとしてはなかなか良い
名前には辛味と記されてはいるが、そんなに辛いものではないので辛いのダメ系な方でも大丈夫だと思う

糖醋魚片 菜脯蛋 三杯鶏
【 切身魚の甘酢炒め 】
【 切干大根の玉子焼き 】
【 鳥ぶつ切り煮込み 】
酢豚の豚の代わりに白身魚が入った"糖醋魚片"は食べ盛りの人にはちょっと物足りないかもしれないが
酒飲みながらいただく料理には最適かもしれない
"切干大根の玉子焼き"はソースのかかっていないお好み焼きのような外観で、ちょっとご飯が欲しくなる
そして台湾料理の中でもオイラ的うまいもんランキング上位の"三杯鶏"
これは今までのレポでも何度となく触れてきたので重複は避けるが
台湾に来ると必ずいただいていると記しておけばオイラの執心ぶりを感じていただけるだろうか

烏魚子炒飯 切仔麺
【 からすみチャーハン 】
【 台湾風ラーメン 】
卵焼きが乗ったチャーハンは多分"からすみチャーハン"(確認しておりませんでした)
茶色い塊が炒飯の合い間に顔を出しているが、それがからすみだったんではなかろうか?
味は至って普通の炒飯だったような気がする<有り難味の無い香具師

"切仔麺"は担仔麺と同様に台湾を代表する汁麺で、エビを使ったスープが実にあっさりとしている
飲んだ後にはラーメンだよな、という人にとっては量的にやや少ないかもしれないが
宴席の最後を締めるアイテムとしては申し分ない
お店によっては様々なトッピングがなされる場合もあるようだが、これはこれでシンプルで(・∀・)イイ!

謎のデザート 鶏蛋布丁 杏仁豆腐 冰糖蓮子
【 サービスのきなこ団子 】
【 プリン 】
【 杏仁豆腐 】
【 冰糖蓮子 】
ひとしきり飲食を終え、最後はデザート
きなこ団子はメニューには載っていないアイテムだったが「サービスです」とお店のおねいさんが持って来てくれた
小粒な安倍川餅という雰囲気で、日本人の舌には馴染みの深い味わいではある
"プリン"、"杏仁豆腐"はそのまんま
香港、中国本土ではあまりデザートメニューに乗っていない日本人に馴染みの深い中華デザート"杏仁豆腐"
台湾の地でいただく杏仁豆腐には日本同様に缶詰フルーツの類もあしらわれ、華やかな見た目ではあります
"冰糖蓮子"と名づけられたデザートは、蓮の実、白きくらげ(?)のシロップがけとでも言うのでしょうか
しっかりと冷やされており白きくらげが寒天のような食感の不思議な一品でありました
結構美味しかったんですけどね


魯肉飯専門店「丸林魯肉飯」

丸林魯肉飯 大きな看板 正直スマンかった
【 丸林魯肉飯 】
【 誇らしげな大きな看板 】
【 満員御礼の余波 】
魯肉飯作って40年というご主人が営む台北の有名店「丸林魯肉飯」
昼飯時は観光客、台北市民さんでごった返し予約もままならぬ賑わいで
我々一行も「とにかく行ってみないとわからん」ということでお店にやって来ました

待つこと暫し、テーブルに案内された我々一行が目にしたものは・・・
8人くらい座れるテーブルに一人、母親に煽られながらご飯をかき込むおにゃの子の姿
お店の人に「次のお客さんが待ってるから急いでね」と言われたのか、我々を気にしながら忙しなく箸を動かしている
そんなに慌てなくてもいいよぉ、という気持ちを抱きつつ、おにゃの子にプレッシャーをかけないように
テーブルに背を向けメニュー選びをする我々、傍から見るとどう見ても変な一団にしか見えないのだが
食べ終えた親子が足早に店を出るのを見送りテーブルに向き直ると大きなテーブルにお茶碗と紙ナプキン
嗚呼、何だか俺たちが追い出したみたいで心苦しいよなぁ・・・

空芯菜炒め物 魯肉飯 豚肉揚げ物
【 空芯菜炒め物 】
【 伝説の魯肉飯 】
【 豚肉の揚げ物 】
メインはあくまでも"魯肉飯"
なんだけど、やっぱりオカズは欲しいでしょう、ということで、とてもお昼御飯的な食事風景が繰り広げられる
それにしても、美味しいよママン・・・
帰国後調べたところでは化学調味料は使わず豚ひき肉を煮込む時に隠し味として漢方薬を使い
仕込から出来上がりまでは3日を要するとのこと
台湾屋台ではどこでも目にする魯肉飯ではあるが40年の伝統は伊達じゃない、ということか

白いスープ 五更腸旺
【 これ、何スープだっけ? 】
【 豚の血入りピリ辛鍋 】
中華料理に"火鍋"というのがある
鍋を半分に仕切り、さっぱりとした白いスープと激辛の赤いスープをひと鍋で2度楽しむというもの
中身は全く違うのだがこうして紅白のスープと言うか鍋が並ぶと火鍋をセパレートしたように思える
中身は全く違うとはいうものの、白いスープはしっかりした味わいながらさっぱりした口あたりで
赤い方は間違いなく辛い
日本ではあまり「豚の血」を使う料理にはお目にかからないが
台湾ではポピュラーな食材として使用されているらしい
鍋の中に見えるレバーのような物体がそれで、液状の血を使う訳ではない
味はどうよ?と問われると辛さだけが印象に残っているが、生臭さとか特有の味わいというのはあまり感じない

さて、丸林魯肉飯では冒頭に記したおにゃの子追い出しの一件とは別に
旧軍の御老輩御一行様との遭遇という何とも微妙な出来事もあったのだが
そのくだりは11/27付けの日記に詳細を記したので改めては触れないでおこう・・・


世界のてっぺんでアイスを食う

台北101
昼食後、市場視察の途中で「台北101」へ行く
地上101階、高さ508mの超高層ビルは現在世界で一番高い建物として有名な観光スポットでもある
展望台のある89階(382.2m)まで37秒で昇るというエレベーターも呼び物のひとつとなっている

展望台ではお土産品の買い物や喫茶が出来るのだが、ここでいただくアイスクリームはなかなかに美味い
アイスを手にご満悦なのは既に当レポでも度々登場してもらっている営業氏とBTWのローカルスタッフ氏
このローカルスタッフ氏がほぼ完璧に日本語を解する上に様々な雑学的知識の宝庫とも言える人材で
通訳としてだけではなく市場視察中にはガイドとしても我々を助けてくれた


雲南料理のお店「人和園雲南菜」

人和園雲南菜 グリーンピースのスープ
【 人和園雲南菜 】
【 グリーンピースのスープ 】
中華料理の中でも素材の味を大事にすると言われる雲南料理
台北では雲南料理の店はあまり多くないとのことだが、BTWオフィスに近い「人和園雲南菜」で夕食をいただく

最初に出てきたのはグリーンピースのスープ
鳥スープの表面を覆うように浮いた小さなグリーンピースが色鮮やかで印象的な一品
滋養に良さそうな優しい味わいのスープで、食欲を増進させる

麻婆豆腐 千切りシイタケの炒め物 中華風もちの炒め物
【 麻婆豆腐 】
【 千切りシイタケの炒め物 】
【 中華風もちの炒め物 】
"麻婆豆腐"は本場四川の山椒効きまくりのものに比べるとかなり食べやすい
辛いモノ探検隊的にはもう少し辛くてもいいかなとも思えるが、宴席の一品ということでは十分に美味しい
小魚花生に匹敵するほどのビールの友"千切りシイタケの炒め物"
「えぇ?しいたけぇ?」と、菌糸系の苦手な人は思うかもしれないが、これは食べられるんじゃないかなぁ
適度な塩味が効いていてついつい御代わりが欲しくなる
"中華餅"は上海料理などに見られるもので、韓国餅トックによく似た餅と言うよりも白玉のようなヤツ
モチモチした食感は確かに餅・・・と言うか団子と言うか

ベーコンとネギの炒め物 ジャガイモの千切りパイ 雲南きのことアスパラの炒め物
【 ベーコンとネギの炒め物 】
【 ジャガイモの千切りパイ 】
【 雲南きのことアスパラの炒め物 】
素材の味どぉじゃぁ!という勢いを感じる"ベーコンとネギの炒め物"
ネギのシャキシャキとした食感とベーコンのスモークの強い香りがよろしい
料理の盛り付けでイモで作った食べられる器に遭遇したことはないだろうか
メインの料理よりも案外こちらの方が美味しかった、これ、一品料理で欲しいよなぁ・・・
という人には、まさにその夢がかないましたな一品が「ジャガイモの千切りパイ」
マクドナルドのフライドポテトのカリカリのヤツを集めて固めたと記せばイメージが伝わるだろうか
雲南きのこというのは初めましてな食材だが
特に癖があるわけではなく普通の炒め物として美味しくいただける

炒飯 茄子の味噌煮込み?
【 炒飯 】
【 茄子の味噌煮込み? 】
茄子をおかずに炒飯をいただいていると、なんだか懐かしい晩御飯の風景を連想してしまいます
それほどに茄子の味噌煮込みは日本人の味覚に違和感無く溶け込んでくる
雲南省の方々(タイ国境に近い中国深部)はトマトや茄子といった野菜を多く召し上がっているらしく
雲南料理はいわゆる中華料理とは明らかに一線を画すような気がする
店数は多くないものの、台北での雲南料理の人気は高いらしいが、台湾、雲南、日本人の味的な嗜好は近いのかもしれない


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