高達世紀展覽2005
(GUNDAM EXPO 2005)
開催日
:
2005年12月26日〜2006年1月1日
場 所
:
都會商場大堂(メトロポリスモール・ホンハム)
Road to HongKong
11月より各国で開催されたBAKAC予選会
いよいよ各国の優秀作品が集められ香港での決勝大会となる
今回もガンダム・エキスポというイベントの中に組み込まれての開催となるが
日本を立つのは12月25日、まさにクリスマス当日となった
成田第1エアターミナルからの出発となるが
搭乗口に向かう途中でサンタルックでお客さんを誘導しているおねいさんの一団があった
シンガポールエアの搭乗口だったが、なかなか気の利いたサービスではある
ちなみに我々はキャセイパシフィックを使用したのだが・・・普通だったねぇ
GUNDAM EXPO 2005
会場となったメトロポリスモールは九龍サイド尖沙咀[Tsim Sha Tsui]の東、ホンハム[Hungham]というところにある
交通の便的には昨年と比べるとやや難ありというロケーションだとの事だが
今年は香港経済も調子が良いらしく、様々なイベントが様々な場所で開催されているため場所取りに難航したらしい
ちなみに後日談では、ガンダム効果があったのかメトロポリスモール過去最高の集客だったらしい
会期中(滞在中)も連日多くの来場者があったが
そんな光景を見ると香港でのガンダムイベントは十分に認知は得られたかなぁ・・・感はある
ガンダム頭部のカメラとアンテナをあしらったゲートをくぐる形でエキスポ会場に入る
過去のエキスポと比べると会場はやや狭い感じはあるが歩行導線を確保しつつ場内各所に展示が分散している
メインステージ上にはアーガマの艦橋を模した造作が配され9面マルチが中央やや右寄りに配置されている
エントランス・ゲートの両脇には2mの立像が左右に配され記念写真撮影スポットとなっていた
ストライクフリーダム、デスティニーの立像にカメラを向けるのはちちゃーい子連れのファミリーだけではなく
いかにもSEEDファン風なハイティーンくらいのお客さんもデジカメやカメラ付き携帯を向けていた
エントランス・ゲートと背中合わせのようにしてBAKACのロゴを記した見た目強そうなゲートがある
中央画像のゲート下に見える3台のガラスケースが今回のBAKAC予選を勝ち抜いてきた作品が収められたガラスケース
BAKACエリアを囲むようにしてガンプラ、GFF、MIAといったガンダム系商材を納めたガラスケースが並び
来場された方々は老若男女を問わずで展示品に見入る、カメラを向ける等々思い思いに楽しんでいるようだった
メインステージはBAKACの表彰式でも使われるのだが
普段は歴代ガンダムの映像ダイジェストなどが流されている
劇場版Zガンダムというきっかけもあり、Zガンダム系の商材が豊富な日本国内市場ではあるが
香港でもイベント上映が行われたりで関心も高い
左画像はZG系商材をまとめたガラスケースだが、こうしてみると増えたもんだねぇ
右画像はGFFをまとめたガラスケース
あまり隙間を空けずに配置してあるガンプラとは異なり、かなり余裕のあるセッティングではある
アイキャッチに配された1/60ストライクフリーダム、MG Zガンダムver2.0のでっかいパッケージ
どれくらいの大きさなのかは・・・一緒に写っている人物対比で想像していただきたい
天面のイラスト部分だけではなく小口や長手のパッケージサイドもちゃんと作られていてそれなりの箱状になっている
場内は商品展示の他に1/1コクピットが置かれ、座ることも出来るのだが
記念写真が撮れるようライトもセッティングされている
中央画像の怪しいザクは・・・よく判らないのだが香港オリジナルのディフォルメMS
ステージの脇に立っていたのだが小型のモデルも場内で展示されていた
イベントと記念写真は切っても切り離せない相関にあるが
メインの展示物の裏側にDESTINY系MSのタペストリーが並べられていた
さすがにレイヤーさんの姿は見られなかったが、女の子がタペストリーを背景に記念写真を撮っているという光景も見られた
ステージでは時折ミニイベントなども行われるが、家庭用ゲーム機を使ったゲーム大会は結構盛り上がる
ステージ上で繰り広げられる熱いバトルにステージを囲む人々も熱狂!
という程ではないが盛り上がっているのは事実
イベントにはちちゃ〜いお友達から大きなお友達まで多種多様ではある
幼稚園児と思しき子供たちが数人ステージの端に座ってご休憩中だったが
引率してきた親は展示を見て回っているのだろうか?
ちょっと物騒な気もしないではないがほのぼのとした光景ではある
展示ということでは会場のほぼ中央に大型のディオラマが3台展示されている
ひとつは1/100スケールでまとめられたアーガマ艦橋とエゥーゴMS部隊のディオラマで、各MSはMGで製作されている
Zガンダム、Mk2のver.2.0をメインに置いた旬のテーマでアーガマは勿論、個々のMSもしっかり作りこまれている
SEED DESTINYをテーマにしたディオラマではビームや海面の表現といった"効果"に関する造形が面白い
ガンプラ王香港大会でも海面を表現したディオラマ作品が一時期多く出品されていたが
爆炎や発射煙などもそんな勢いで作ってしまっている
現物を目の当たりにするといささかクドイ気もしないではないが、画像で見ると迫力十分
表現方法のひとつとしてはやはり面白い
海外販売限定でMGの78ガンダムver.1.0の限定品を販売することになった
裏名称「MG RX-78 ガンダム ver.Kawaguchi」ということになっているのだが
MG10周年記念アイテムという位置付けになっている
成型色替え+新規デカール付属という仕様で俺設定を付けさせてもらった
サンライズさんの手前、宇宙世紀史に抵触しない範囲で考え
1年戦争終結後に連邦軍が戦勝記念式典で使用したデモンストレーション機ということにしてある
もちろん本家RX-78ガンダムはア・バオア・クーで失われている
この赤ガンダムはあくまでもGMベースで式典用に作られたレプリカということにしてある
今回展示されていたディオラマはそんな俺設定をベースに作られたものらしい
ちょっと整然とし過ぎかな・・・という気もしないではないが、意を汲んでくれた製作者さんには感謝
販売コーナーの様子
展示ばかりではなく物販も行われるのがイベントの常
上述した赤ガンダムは年明け以降アジア各国で販売されるのだが、今回はここでの先行販売も行われた
売れ残ったらカコワルイなぁ・・・と不安も込み込みで様子を見ていたが、ありがたいことに予定数量は完売してくれたらしい
目玉的には日本国内同様に発売直後となったMG Zガンダムver.2.0も好調で1/60ストフリLEなども結構売れていた
イベントというお祭り効果も勿論あるが、実にありがたい限り
来年のガンプラ王やBAKACで赤ガンダムの出品なんかも案外ありそうな気もするが
だからといって加点するというような親心は出しませんのであらかじめ・・・
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